お酒について

日本経済新聞のインタビュー
町田康「酒をやめて生産性上がった」2分位の動画がある。

酒を飲んでいるうちは仕事が終わったら酒、他のことはどうでもよかった。ネギを買いに行くと自分の前をおじいさんがよちよち歩いている。そんな時、町田さんは「ネギ買うねんボケェ!」(わかりやすく言うならと注釈をいれている)と、思っていたらしい。言わないけど思っていたらしい。
でも酒をやめてからは「おじいさん、大丈夫?」と思う余裕が生まれたと。

酒をやめて良い文学が書けるとは口が裂けても言えない。
気のせいかもしれないけど生産性は上がった気がする。没入する時間が増えた。体感では色んなアイディアが生まれて、発想がスムーズに進むようになったと話していた。

『酒はアンプ』という例えが秀逸でした。動画では、この発言に合わせるようにしてチクタクと鳴る音楽を流し始めるのですが、そこが好かった。(酒がアンプとして楽しいことを増幅させる内容を表すものにも聴こえたし、酒をやめた後の生活を表すものにも聴こえたから。)

「飲んでも飲まなくても面白い人間になることが大事」

これがすべてですわ。


INUと THE 傷/初期のThe傷と 私
INU
お恥ずかしいことに、THE 傷を聴くまで知らなかった。
インタビュー動画を観たことで、改めて最近聴きなおしてる。
お酒とよく合いそうな曲が多く困る。
THE 傷
鉄十字ハヤト(ギターと唄) 薔薇卍アミ子(ドラム) 英国タカシ(ベースとコーラス) によって2009年の暮れに新宿で結成。名前の主張が強い。
ジャンルはアングラロック・ガレージパンクなどと言われている。
初期のThe傷
というアルバムの中に『メシ喰うな!』が収録されていた。この曲でINUを知った。このアルバムに収録されている曲は『メシ喰うな!』の他、『ガタガタの赤い爪』もオススメ。我らが愛すべき食事処【新宿・どん底】で、この曲が流れていたことを思い出した。
『新宿aGo!Go!』を聴いた後はピンヒールを履き、自信をふくませた笑顔で新宿を闊歩することに憧れていたりした気がする。攻撃的な歌詞とサウンドが鳴りやまないアルバムだが『僕んとこおいで』は違った雰囲気で◎