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保育士の転職にオペアという選択肢

前の記事で少し書きましたが、
私はもともと保育士で、転職を考えていました。
しかし、いろいろな可能性やスキルアップを考えた結果
オペアをやってみることを選んだのです。

海外に住みながら海外の子育てを体験することができることはもちろん、
海外にいる間にその国の保育のボランティア等を経験することで
海外で保育士をするという可能性も広がると思ったからです。

今違う仕事をしようか、新しい保育園で働こうか悩んでいる保育士さん、
オペアという素敵な選択肢があることをぜひ知ってもらいたいです!

まずは簡単にオペアの説明をしますね。

オペアとは?

オペア(au pair)は、外国の家庭に住み込みで働き、保育や家事をする制度です。
ほとんどの場合家賃無料、食べ物無料に加え、お小遣い(金額は低いので給料とは呼びません。)がもらえます。

オーストラリアの保育料はとても高いため、オペアを雇う家庭が多いです。

仕事内容は家庭によるので何とも言えませんが、基本は
子どもの世話(学校への送り迎えやご飯を作る)がメインです。

人によっては洗濯物をしたり部屋の片づけをお願いされるかもしれません。

私の場合
・3歳の女の子の世話
→朝ご飯を作る、遊びに連れていく、昼ご飯を作る
・週$375のお小遣い(一ドル100円だと考えると日本円で37500円くらい)
・家賃、食費、携帯代 無料

ちなみに週$375ってオーストラリアでは安いんですよ。
だからこれは給料ではなくお小遣い
なのでTAX(税金)は払わなくていいんです。

しかしオーストラリアの物価はとにかく高いので、
家賃と食費がかからないのはすごく大きいメリットで、
オペアで働いている間、遊びに行くお金以外の出費がほとんどないんです。

正直オペアだけでも少し貯金できますが、私を含めてオペア以外の仕事を探して働いて貯金しているという人がほとんどかもしれません。

ただ、オーストラリアワーホリで何より苦労するのが「家探し」と「職探し」なので、その二つがそろっているのは正直めちゃくちゃ強いです・・!

日本人保育士は需要がある?!

オーストラリアのみならず、日本人は世界的に見ても
丁寧で礼儀正しい、とても良いイメージを持たれています。
実際にホストファミリー探しをした時、日本人のオペア限定で探しているファミリーもいました。

私のホストファミリーも今まで4人オペアを雇ってきましたが、
全員日本人です。

また、保育士をやっていた経験があるとなると子育てに関する知識があるので選んでもらえる強みになります。

オペアのメリット、デメリットとは?

私がオペアを経験したメリットは
・日本と外国の子育てに対する向き合い方の違いを知ることが出来た
・「保育」という専門分野を通して海外でも活躍出来る自信になった
・英語環境で生活するので英語が身についた
・オペアのつながりで他の国の友達が出来た
・ローカルのホームパーティーに参加できた
などなど。

私は正直オペアのデメリットはないのですが、

これだけは言えます。

ホストファミリーの当たり外れが必ずあります!!!

家庭の問題がある、食事が口に合わない、門限がある、家が汚いなど・・・
こればかりは避けて通れません。
エージェントを通せば大丈夫だろうと思うかもしれませんが、
友人はエージェントを介したホストファミリーを選びましたが
食事が口に合わないのがつらく、追加料金を払って新しいファミリーを探した人がいます。

私の最高のホストファミリーはFacebookで見つけました。

ホストファミリーを探す方法は大きく3つ。
1,Facebook
→〇無料、〇返信率高め、〇自由にやり取りできる、×時間がかかる
2,Au pair World(オペアとファミリーのマッチングウェブサイト)
→〇無料、〇検索しやすい、×返信率悪い)
3,エージェント
→×有料、〇見つかりやすい、〇サポートが手厚い

自分に合うホストファミリーを見つけるのが大変なのはデメリットかもしれません。

オペアを終えたらどうする?

日本の保育士を辞めたとしても免許さえあればいつでも需要があるのが保育士の仕事です。帰国しても保育士として復帰できます。

帰国してから海外の保育観、育児観を経て新たに自分らしい保育士を目指す手もあるかと思います。

子ども英語が話せるということで、日本で子どもに英語を教えるという新しい選択肢も増えます。

私はこれから保育のボランティアに参加してみて、
オーストラリアで保育士をしたいかどうかを考えるつもりです。

日本に帰国するのであればインターナショナルスクールで(保育士よりすこーし給料も高いので…)働き、もう少し英語スキルを上げたいなぁと漠然と思っているところです。

ただ保育士を転職するだけなのであれば、こんな新しい選択肢もあるよ、ということをお伝えしました。

質問などあればぜひコメントください。

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