通級(通級指導教室)に通うことになった話
夏休みの初めの頃にWISC-Ⅳという知能検査を受け、その結果を共有するために、2学期の初めに、テスト実施者(子ども相談室の支援員)、担任、保護者(私)の三者面談を行いました。面談では、WISCの結果からみてとれる子どもの特性を共有し、今後どのような支援をしていくのがよいかを話し合い、通級に通うことを全員一致の意見で進めることになりました。
通級とは
上記のように、発達障害などで学習に困難さがある子が対象になり、我が子は発達障害の診断はまだ出ていませんが、WISCの結果や明らかに読み書きに困難がある様子から、通級に通うことが支援になると判断されました。
地域によるかもしれませんが、「まなびの教室」「ことばの教室」と通級にも2つの種類があり、我が子は「まなびの教室」の方に通っています。「ことばの教室」では、言葉の遅れがある子、吃音などの発音に問題をかかえる子などが通うようです。この記事では学習障害のための支援を行う「まなびの教室」について書いています。
また、三者面談の時に先生方に特別支援学級のほうが本人にとってよいのかどうかも聞いてみましたが、そういう見解は今のところなく、普通学級に通いながら通級に通うという支援方法になりました。
通級に通うまでの道のり
2学期初めに通級へ通うコンセンサスがとれてから、手続きで4ヵ月弱(まるっと2学期)がかかり、通い始めるのが3学期からという流れになりました。
我が子が通う小学校の中に「まなびの教室」は設置されておらず、他の小学校に設置されているため、授業を抜け出して通う必要がありました。そうした前例がなかったということもあり学校内の手続きに少し時間がかかったようです。
以下のような段取りを経てようやく通うことができました。
まとめ
我が子の場合は、通級に通うと決めてから実際に通えるまで4ヵ月くらいかかってしまったので、決断は早いほうがいいと思いました(4ヵ月も早いほうなのかもしれませんが…)。WISCを実施してくれた先生が教育委員会に顔が利くくらいの力のある方だったらしく、その先生の判断は通りやすかったようで、このあたりはスムーズに判定がおりたと思います。
通級は、基本的には1対1での対応ということもあり地域によっては通級を続けられないという問題もあるようで、我が子も別の小学校へ通わなければならなこともあり(親が送り迎えをしています)、週1回(45分)だけしか通えない状況ではあります(それでもありがたいですが)。
みなさんはどんな感じで通級に通うようになったのかコメント等で教えていただけたら嬉しいです。
また、通級の授業内容についてはまた別の記事で書こうと思います。
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