一冊だけ本を持っていけるなら
11月からアルゼンチン、ブエノスアイレスに渡り、日系社会の方々をサポートします。
ただ今準備中!
私は活字中毒を自認するほど本が好き。さすがにアルゼンチンに本を持って行くのは重過ぎるので、あきらめてkindle で読もうと思っています。
でも一冊だけ絶対に持って行く本があります。『離陸』(絲山秋子・著)です。どんなストーリーか、とても私の筆力では説明できないような世界が時空を超えて広がります。
根底に流れるのは「すべての人は離陸の順番を待っている。ときが来れば離陸する」という考え方で、本のタイトルになっています。端的に言うと、この本を読んでから、どこに行くのも、そして死ぬことさえ怖くなくなりました。
さて、この記事の写真はダムです。なんでダムかと言うと、『離陸』はダムのシーンから始まっていて、それがもうなんとも風景が目に浮かぶようなライブ感あふれる出だしなんです。
『離陸』が好きすぎてダムまで好きになりました。
ということで、今日は福島県三春湖のダムに来ています。
興味を持ってくれた方、ぜひ『離陸』を読んでみてください。
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