安心できる場所になりたくて。

「ねーねー、
　この前話した珈琲次郎さんの今週のテーマが
『結婚の決め手』なんだけど、書いてもいい？」
なんとなく旦那に聞くと、
「nimoの記事いつも楽しみにしているから
　全然いいよ、むしろ書いて」
と言ってくれた。

そういえばいつも許可なく
日常（旦那を含む）を書いていた。
というわけで、
２回目の企画参加をさせていただきます！

私たちの出会いはマッチングアプリ。
そもそも私自身結婚するとは思っていなかったし、
マッチングアプリで出会った相手と
結婚するとも思っていなかった。

お互いの第一印象は前回の企画参加時に書いた通り
旦那→私「汗だくの小さいやつが来た」
私→旦那「めちゃ背の高い人が来た」
こんな印象のやつとよく結婚してくれたよ…
感謝感謝。

「結婚の決め手って何だったの？」
友人からも時々聞かれるけど、
私の中であまり決め手はない気がして。

私にとってかなり久しぶりの恋人だった旦那さん。
一緒にいて楽しくて、心地が良かった。

優しくて笑顔が素敵なところ
私の家族とも大事に、仲良くしてくれるところ、
なんでも美味しい美味しいと食べてくれるところ
沢山ありがとうって言ってくれるところ
好きなところをあげるときりがない。

お互い一人暮らしをしていて、
いつか一緒に住みたいよねと話していた時
「私今度部屋の契約の更新があるんだけど、
同棲する？しないんだったら早く新しい
一人の部屋探したいんだけどどうする？」
「一緒に住んだらさ、生活変わらないし
別に結婚してもよくない？
紙出すだけだよ！私婚約指輪いらないし、
お金かからないよ！」
なんて笑いながらよく言っていた。
なんて色気のない言葉なんだ。
本当によく結婚してくれたよありがとう…(2回目)

一緒に結婚するのに
自分だけが高価な指輪をもらうことに
違和感があった私は、指輪はいらないし
おしゃれな夜景の見えるレストランで
プロポーズされたら発狂するなんて
冗談交じりで言っていた。
それでもあげたいと旦那さんは思ってくれ、
私のことを考えて指輪を選んで渡してくれた。
（レストランではなく家で。）
（内心私に怒られないかドキドキしたそう）
私はお返しとしてクリスマスに
アウトドアでも使える時計をプレゼントした。

同棲してから結婚までとんとん拍子。
同棲する/しない？結婚する/しない？
これを普通に言えた相手だった
ということもあるけど、
言えるくらい、旦那さんの隣は私にとって
安全地帯のような場所だと気づいた。

実家の家族と生活しているときは、
ずっと自分なんていなくていいと思っていた。
優秀で明るくコミュニケーション力にたけている
妹だけいればいいと思って20年近く過ごしてきた。

それが旦那さんに出会ってから、
あぁ、自分はここにいていいんだなと、
生きていていいんだなと初めて安心できた。
（※両親に何かされたわけでもなく、
旦那に依存しているわけではありません！）

何でしょう、旦那さんにぎゅっとされると、
物理的にも精神的にも
温かく包み込まれて安心する。
心がぽかぽかになって、じんわりしてきて、
しょんぼりした心が
少し元気を取り戻すことができる。
同じようなことを旦那さんも時々言ってくれる。

付き合っていた当時から
そんな安心感もあったので、きっと私は
この先もこの人と一緒にいるんだろうなと、
今の旦那さんと将来一緒にいる姿を
自然に想像することができた。
不思議な感覚だった。
マッチングアプリで
こんな人に出会えるなんて。

先月、入籍してから半年たった私たちは
まだまだ家族初心者。
この先何十年も旦那さんと一緒に過ごすと思うと、
嬉しくて嬉しくてたまらない。

言葉を交わして相手を理解して
私も旦那さんにとって
安心できる場所になれるようになりたい。

追記
今回初めてsassaさんの素敵な絵を
使用させていただきました。
この絵を見たとき、
「旦那さんにぎゅっとされてるとき
まさにこんな感じだ！」と思い、
心がぽかぽかになりました☺
sassaさん、素敵な画像を
ありがとうございました💐