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いじけさせません@子育て

前回の投稿に『スキ』をいただき、
とても驚き、とてもうれしく感じています。ありがとうございました。

4月も半ばを迎え、
通勤途中に見かける新1年生の姿に懐かしさを覚えます。
上の娘が小学校に上がった時、引っ越したこともあり、
幼稚園からの友達もいず、ママ友なく、親子してちょっぴり緊張していたことを思い出します。

そんな中でも、娘は毎日楽しそうに元気に登校し始めました。
まもなく、朝顔の種を植えたとうれしそうに話しました。
地域差もあるかもしれませんが、
だいたい1年生では朝顔、2年生ではミニトマト、3年生ではヘチマ、
そんな感じでしょうか。
時代は過ぎても、そんな教材は変わらないんだなぁと思ったものです。

しばらくして、芽が出ます。
ワクワクドキドキ、植物を初めて育てるにあたっては、大興奮の時です。
1つ芽が出て、2つめも出て、、、けれど、これはお友達の話。
娘の植木鉢からは1つも芽が顔を出しません。
心配そうに周りの様子を話す娘に、
“そのうち出るよ~!”と励ます一方で、私も“早く出ろよぉ…”とやきもき。

その頃学校に行き担任の先生にお会いした時、先生が言いました。
“土をめくってみたら発芽している種が確認できたのでもうすぐですよ”
はぁ~っ、私も一安心。
そして再び、今度は胸を張って、“そのうち出るよ~”と励まし続けました。

けれど、なぜか、まったくもって娘の朝顔は顔を出しません。
結局、蒔いた種からは発芽することなく、
たくさん芽が出たお友達から、苗を移植してもらいました。

初めての植物栽培に、少しガッカリスタートだった娘。
でも、苗が育ち、ツルが伸び、花が咲き、種が取れる頃には、そんなこと忘れ、朝顔日記を描き続けました。

それを再び思い出したのは、2年生のミニトマト栽培の時。
そうです。
ミニトマトも出ませんでした。
なんなら、ヘチマも出ませんでした。
最近娘に聞いたところ、毎回同じ男の子から苗をもらっていたとのこと笑。

『もぉ、、、なぁんで私の芽は出てこないのぉ??』
あきらめきれない様子で訴える娘に、
『もしかしたらさ、、、魔法をかけられてるのかもしれないよ。。。』
『そーだ、そうに違いないよ。ぜーーーったい魔女だよ!』
思いがけないママの答えに、娘は、そうかも…といった想いを抱き、落ち込むことをやめ、3年生の頃には、
『まーた魔女がなんかやってるね』と笑い飛ばしていました笑。

親としては、絶対なんか理由もあるでしょーよ、
あなた何かお世話の仕方が絶対違いますよ、とも思いましたが、
出てこないものは仕方なく、
そんなことで落ち込まれても困るし、卑屈になられても困るし、
結果、一度も芽が出てこないことをガッカリはしているかもしれないけれど、気に病んでる様子のない娘に、“魔女作戦も成功かな”と思ったものです笑。

こんな時、
芽が出ないことを学校に言いに行く親もいるんじゃないかなぁと思います。
子供と真剣に芽が出ないことを考え続けるママもいると思います。
なんならお家で朝顔を育てなおす人もいるのでは??笑

私にはそんな熱心さや真面目さが足りないところがあるかもしれません。
けれど、子供が小さい時こそ、“いじけさせない”ことって大切かもしれないなと、今だから感じます。
小さな頃にぶちあたる壁は、そんな大きなものではありません。
それを大きな壁かのように乗り越え方を考えていては、小さな子供には少し荷が重いと思います。ママが大袈裟にすると、壁の大きさを勘違いしてしまうってこともあると思います。それに考えているのはママであって、子供は何もしないも同じです。
小さな壁なんて、笑って乗り越えましょうってことです。
ママが笑って乗り越えれば、子供も『そ~だねっ』って、悩んでいたことを忘れ、壁さえ楽しそうに乗り越えます。

同じようなエピソードが、今思い出すと、息子の時にもありました。
それはまた別の投稿で。

学校に通い始めると、当然ながら子供の生活の大半が学校生活です。
いろんな子がいて、いろんなことがあります。
『いじけさせない』
それは、ママが子供の毎日を楽しくするためにできるお手伝いです。
嫌なことも大変なこともあるけれど、
子供たちの毎日が、少しでも楽しく、笑顔いっぱいだといいですよね!

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