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夢で鳴ってた音楽

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別アカウントでやってた音楽記事と、今後の音楽記事のアーカイヴ。
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記事一覧

チェット・ベイカーの名盤とは何でしょう

サブスクの隆盛でチェット・ベイカーのアルバムもその多くが手軽に聴けるようになった(ちなみ…

エストニアの森の香り〜Sula / Mick Pedaja

エストニアから夏向きの一枚。2023作。 ちょっとニック・ドレイクを思わせる、DAGDADチューニ…

ベラルーシからミナスの風〜ソユーズ(Союз)

Spotifyでなんか聴いてるとアルバム終わった後に勝手に似たようなのを流してくるじゃないです…

今は亡きラフェール・ルイ・トリオのライヴ動画に過ぎし日を想ふなど

1987年のデビューから98年の解散まで、おフランスらしいセンスとウィット、それにそこはかとな…

フランス古楽/トラッドバンド マリコルヌの78〜80年ライヴ音源に驚いた件

マリコルヌは、フランスの古謡や中世〜ルネッサンスの古楽を斬新なアレンジで再構築したバンド…

ジョー・バルビエリのナポリもんカヴァー集追加

新録4曲ずつのミニアルバム2連発という手でここのところグイグイ来ているこの人の記事をこの…

スロヴァキアの森の与作がどんじゃらほいフォークロック〜 Hrdza

スロヴァキアの首都ブラティスラヴァは西の端っこですが、このバンドは反対側の東の端っこのほうのプレショフを根城に活動しているバンド。ウクライナ系少数民族ルシン人も住み、とりわけ伝統文化が根強い地方とされています。 そんな地方を拠点に活動するこのバンド、伝統音楽の楽器や唱法の上半身と、極太ロックビートの下半身が合体したハイブリッドスーパーロボといった音で度肝を抜かれました。 そもそもバンド名は子音が4つ続きカナ表記不可能。読むだけで難易度高い(よめない)。 最初に何かの機会に

ジョー・バルビエリの新譜 「Don Salvato'」「Accarezzame」

イタリアらしい美メロにブラジル音楽のエッセンスを加えた作風が日本でも人気、来日もしてるこ…

Chet Baker Trio – Live In Paris: The Radio France Recordings 1983-1984

えっえっ、未発表ライヴだ。 ピアノはチェットの晩年の相棒では最高のひとりミシェル・グレイ…

MUJI BGM27 Netherland

無印のBGM、新作はオランダのトラッドだ! なんと今作からフィジカルCDは売らずDLのみとな。…

Richard Sinclaireのお宝音源あれこれ

かつてカンタベリー系バンドを渡り歩き、今はイタリア在住で呑気に英国のほほんイズムを体現す…

イタリアのポップス職人Papikの仕事のこと

わたしがイタリアものが好きなのはなんといっても曲、メロディのよさ。 サイゼリアで流れてる…

Quint Starkie

去年デビュー盤(2016製)を聴いておおコレは!と思ってたら2枚目が出て、うむこいつは間違い…

イザベル・アンテナ1986年来日ライヴの放送音源

うゔぉあ!イザベル・アンテナ来日ライヴの放送音源!! 曲目から推察するに「愛にエスポワール」直後の86年。コルトレーンのナイマは未収曲。 当時のインタビューでアンテナさん「愛に… 」はドゥーブル・シス(仏1960年代のコーラスグループ)みたいな感じにしたかった」と言ってたけど、そのドゥーブルシスがナイマやってた。このヴァージョンのカヴァーと言ってもいいかも。