嫌になる
・友人が以前「江の島行ったのに、時期じゃなくて生しらすを食べ損ねた」と言っていたので、季節柄そろそろ時期だからと誘ってみたところ、医療美白の施術中で、長時間日光に当たるのがNGらしい。
それならしかたないけど、「江の島は彼氏さんと行ってきなよ」と言われたことにモヤモヤが止まらなかった。
友人と遠出したくて、彼女に生しらす丼を食べてもらいたくて提案したのに。
行きたい場所を提案すると、よく「彼氏さんと行ってきなよ」と言われる。
君たちに言うということは、君たちと一緒に出かけて楽しみを共有したいということなのに、そこを理解してもらえなかったようだ。
こうやって、一緒に遠出をしてくれる友達を失っていくんだろうか。
歳を重ねたことを、心の底から嫌だと思った。
・仕事の話がうまくまとまらず、また転職活動の憂き目がちらついてきた。
面接が嫌いだし、面接の練習しようがしまいが、初対面の人と話すことに緊張する人見知りなので、面接でしょっちゅう振り落とされる。
ここなら頑張れると思った職場だったのに、半年経っても基幹システムの操作も教えてもらえず、ミスの修正のしかたがわからなくて慌てる自分が惨めでどうしようもない。
成長も何もできないまま、また職場を変えなければならないのかと思うと、絶望する。
それでも無敵の人にはなれないし、電車に飛び込むことも、高い建物から飛び降りることもできない。
とっくに失うものは失ってるのに、まだ残ってるものに縋るのか。
違うな。行動するだけの気力も無いだけだ。
自分でどうにか解決しないといけないことを、どうにかする気力も含めて、何も無いだけだ。
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