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イライラから抜け出せないのは『脳のクセ』?

こんにちは!

今日も育児と仕事に奮闘中のパパセラです!

今回は、『イライラから抜け出せない脳のクセ』についてのお話。

育児でのイライラについては以前から記事を書いているが、最近学んだこともあり久々に描いてみることとする。

〈イライラから解放されない脳のクセ〉

育児をしていてイライラすることは多いと思う。子供が散らかしたものを片付けなかったり、自分の時間が作れなかったり…自分がコントロールできないことが増えすぎると人はイライラしてくるものだ。そんな中でも、育児の勉強をしている方々は親の対応が子供に悪影響を及ぼす可能性も知っている。そのため、できる限りイライラを持ち越さないようにしている方も多い。しかし、イライラしないように努めようとすればするほど、怒りを溜め込み後々で爆発することはないだろうか。(正直、育児1年生の頃の私はあった。)

「イライラしてはいけない!!」

このように思えば思うほど、気持ちもしんどくなりストレスを抱えることもあるのではないだろうか。イライラを忘れられない、といった現象には脳のクセが関与しているようだ。

〈シロクマ抑制目録〉

人の思考には様々なクセがあり、それを「認知バイアス」と呼びます。様々な出来事を脳が処理するときの脳のクセだといえます。

そんな「認知バイアス」の中に、『シロクマ抑制目録』というものがある。これは、

考えないように努力するとかえって記憶に留まってしまうこと

という思考のクセだ。例えば、『辛い過去を忘れようとすればするほど忘れられない』といったり、『禁煙しようと思えば思うほど吸いたくなる』というような内容だ。

※漫画『ハイキュー』にも似たようなシーンがあったので載せてみる。

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つまり『イライラしてはいけない!!』と思えば思うほど『怒り』という感情から離れられなくなるということだ。

〈イライラ解放の鍵〉

「シロクマ抑制目録」という脳のクセから解放されるにはどうしたら良いのか。答えは単純で、

別の出来事に注意を向ける

ということだ。自分の注意を『イライラ』ではなく何か楽しいことに思考を切り替えることだ。いきなり楽しいことを思い浮かべるのは難しい!という方も多いと思う。だから、日常的に楽しい出来事を想起する習慣をつけることが大事ではないだろうか。毎日の生活の中に楽しみを見出せることができればイライラしたときに、うまく思考を転換できるきっかけになるだろう。

✅ご飯が美味しかった
✅テレビで好きな曲が流れた
✅仕事で良いことがあった 等

なんでも良いので、自分の『楽しみスイッチ』をストックしておこう。


今回は、『イライラから抜け出せない』理由を脳のクセという観点で描いてみた。人間の思考のクセは本当に面白いものでもあり、煩わしいものでもある。そんな自分の思考のクセを逆に利用することで育児も仕事も上手く進めることができるのではないだろうか。また次回以降でも『認知バイアス』について描いてみようと思う。

ではまた!!


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