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Fセク(Fロマ)女のバレンタイン

こんにちは、椿(ツバキ)です。

今回は、Fセク当事者である私と恋人(以下Mくんとする)のバレンタインデーについてお話したいと思います。


バレンタインデー: Valentine's Day)、または聖バレンタインデー(バレンタインデー)・セイントバレンタインデー(英: St. Valentine's Day)は、キリスト教圏の祝いで主に欧米で、毎年2月14日に行われるカップルが愛を祝う日とされている。(※Wikipediaより引用)

ここ日本では、女性が男性にチョコを贈る日、という認識が一般的だと思います。


阪急百貨店でも、9階のイベントブースにてチョコレート博覧会が開催されていました。


通称「チョコ博」は、世界中の有名チョコブランドが軒を連ねる百貨店の恒例イベント。
さらにチョコレートがMくんの大大大好物とあっては、いくら人混みが苦手でも、そこがヘテロの巣窟であったとしても、行かないという選択肢はありませんでした。

そういうわけでバイト前に訪れたのですが、まぁ人がすごい。フロア自体は広々としているにも関わらず、渋滞して前に進むことができないばかりか、商品の前に人が群がるせいでお目当てのチョコを見ることができない。

その上、フロアにひしめき合う人間のほとんどがヘテロのカップルたち。ギラつく照明、換気の行き届いていない店内、パーソナルスペースは侵害されまくり。

よりにもよって土曜日に行ってしまった私が悪いのですが、本当に気が滅入りました。

ですが、私はMくんにとっておきのチョコをプレゼントする、という任務を果たさなければなりません。そうしてやっとの思いで手に入れたチョコレートがこちら。

フランスの老舗高級チョコレート店
ラ・メゾン・デュ・ショコラのチョコレート




一目見た瞬間、コレだ!と思いました。

まず見た目。華々しくも気品溢れるゴールドは、Mくんの髪色と育ちの良さを想起させます。

トリュフを選んだのは、無駄のないシンプルな見た目が、目標に向かって真っ直ぐ突き進むMくんの生き様と親和性を感じたからです。金箔が乗っているのも可愛くてお気に入り。

極めつけはイニシャルの「M」

もうこれ以外は考えられませんでした。

9個入りで4000円ほどしましたが、チョコ好きのMくんに渡すものなので出し惜しみできません。
ここでお金を使わずにいつ使う?とまで考え、決死の思いでカードを切りました。

本当は赤ワインも買って二人でチョコをつまみつつ飲みながらゆっくりしたいと思っていたのですが、一度赤ワインで記憶を飛ばした経験があるので今回は自重。

Mくんは酔うとキス魔になるし、私は記憶飛ばした挙句リバースするので(最低)二人ともお酒の飲み方を学ばないとね。来年こそは一緒に飲みたい。

ちなみにMくんの母国であるイギリスでは、男性から女性に贈り物をすることが一般的らしいです。
「Be my Valentine」という告白台詞はあまりにも有名ですよね。「私のバレンタイン(=恋人)になってください」なんてMくんに言われてしまったら、泣いてしまう自信がある。



あと重要なことを言い忘れていました。
私はMくんのことを恋人呼ばわりしていますが、どちらかというと尊敬や憧れといった気持ちが強く、今の私では彼の隣に立てる自信がないので正式なお付き合いは待ってもらっている状況です。

といっても手は繋ぐしハグも添い寝もキスもするし、裸を見せることには抵抗がある(私が自分の体に自信を持てないため)のでまだ中々できないのですが、Mくんは急かさずに待ってくれているので、今はまだ彼の優しさに甘えさせてもらってます。

3月から再就職という名の社会復帰するので、来年はもっと豪華なバレンタインにしたいです。料理は苦手だけれど、Mくんのために手作りチョコ作ってみようかな。作りたいな。



今からこっそり練習してみる?


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