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ヒットチャートについて考える

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オリコンやビルボードなどの総合チャートについての考察、そこから派生して自分オリジナルのヒットチャートの作成や時々の樹になる音楽の紹介をしていきます。
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#ボーイズグループ戦国時代

Billboard Japanお得意の正義の鉄槌

Billboard Japanの得意技、自称チャートアナライザ大喜びの正義の鉄槌を下しました報告。

いや、むしろ何故今まで、Spotifyの再生回数1回と無音ループ再生、マルチデバイス再生がすべてカウントされてしまうザル仕様のLINE MUSICやAWAの再生回数1回が等価だと思っていたのかが不思議でならないし、やって当然の対策ではある。でも、これってAmazon・Spotify・Apple以外

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INI vs BE:FIRSTの初週対決が開拓したのは…新たな地獄なのか

CDハーフミリオンのINI、ストリーミング歴代記録のBE:FIRSTという棲み分けをしてどちらのファンも満足のいく結果になったように思います。

しかし、この渦中に加わってない大多数の一般人にとってはどちらもヒット曲でもなんでもないってことは冷静に認識する必要があるかなと。

INIに関してはジャニーズグループでないのにハーフミリオン購入できるファンダムを形成する頑張るオタクが誕生したという事実が

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INI vs BE:FIRST フラゲ日売上対決

前回取り上げた、新世代ボーイズグループのデビュー対決。オリコンのデイリーランキングにて、CD売上に関する結果が早速出ています。

INIが36.6万枚、BE:FIRSTが12.7万枚と、およそ3倍差でINIが大勝。ここまで差がつくとは予想外でした。

INIは活動曲投票、Rocketeer MV発表、Brighter MV発表、KCON出演、シブヤノオト出演と、デビュー日発表以降の供給量でBE:F

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ボーイズグループ新世代はトレンドを巻き起こせるか…2021/11/3 BE:FIRST vs INI

書こう書こうと思ってなかなか着手できなかったテーマですが、いよいよ機が熟したようなので。

SKY-HIプロデュース、日本テレビ「スッキリ」でオーディションの模様が放送されていたBE:FIRSTが8/16にプレデビューデジタルシングルをリリースし、デジタルダウンロードとストリーミングの2冠達成。さらにこれと同時期にCDシングルランキングではJO1の「REAL」が1位を獲得していて、トレンドとして非

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