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応援広告を企画する前に準備する事をまとめてみた

こんにちは、私です。

これまで、2回応援広告の主催をし、現在3回目を企画中ですが、
最近、他の方の応援広告のお手伝いをしたり相談を受けたりする事が増えてきました。

その中でよく聞くのが

『応援広告の進め方が分からない』
『何からはじめたら良いか分からない』

です!

ので…今回は「応援広告を企画する前にやること」を備忘録かわりにまとめておこうと思います。


※日本の男性俳優さん、アーティストさんの応援広告を想定しています
※リワード系はなしです



メンバー募集前に決めておくこと

ある程度基盤を作ってから、メンバーを募集したほうがいいと思います。

・代表者

必然的に「企画をした貴方」になると思います。

・広告を出す媒体・場所・日程

掲出代や印刷媒体の場合は印刷代等がかかります。
広告代理店により値段はまちまちの為、何社か見積もりをお願いしたりすると◎

・ポスター作成担当、SNS告知画像担当

自分でやる場合は問題ありませんが、外注する場合はデザイン料がかかります。
また、俳優さんなど推しさんが3次元の場合、
ポスターに写真を使うかイラストを使うかでも
デザイン料は変わってきます。
さらに有償外注NGの所もありますので、予め確認しておきましょう。
予算に影響する為、最初に決めておくと◎

・事務所への広告掲出許諾を自分で申請するか否か

日本の公共交通機関で応援広告を出すためには、出したい推しさんの事務所の許諾が必ず必要です。
(事務所に所属していないフリーの場合は…少し工夫が必要です。
このあたりは6月以降にnoteにまとめようと思います)
代理店におまかせする場合は、許可を取るのをやってくれる代理店を選びましょう!

・予算とお金の集め方

ここまでやると、いくらかかるか金額がでてきます。
金銭面は曖昧にするとトラブルの元になるため、メンバーで割り勘をするのか、○円〜のクラファン式を取るのか、ここで明確に決めておきます。

広告代理店に申し込みをする前に決めること

広告は個人では出せない為、団体(ファンダム)を作る必要があります。
団体審査用に申し込み前に色々用意しておきましょう。

・団体名

団体審査は1度通過すると次回からは免除されるシステムがあります。
よって、時期を断定しないような団体名にしておくと次回から楽になります。
1度決めると変更不可ですので、慎重に決めてください。

・団体専用メールアドレス

広告に掲載する為、必ず新規作成をします。
また、代理店にによっては代理店とのやりとり=団体専用メールアドレスになる場合もあるので、共有メールアドレスにしないほうがいいと思います。

・団体人数

2人以上必須です。

・団体専用HPまたはSNS

SNSの場合は鍵をかけず、いくつかツイートしておくと審査が通りやすくなります。

・団体活動実績

「花を贈った」「ファンアートを発信している」などの『+αかつ、第三者にも見える形のファン活動』を証明する必要があります。
団体メンバー個人の活動でもOKだそうなので予め用意しておきましょう。

メンバー募集のタイミング

私個人としては
「団体作成のために信頼できる人を1.2人メンバーに入れて、広告掲出が確定したタイミングで残りのメンバーを募集」
がいいのかな?と思います。


応援広告の主催をするにあたり注意すること

・1人で全部やろうとしない

やることがとても多いので、1人でやるとパンクします!!!
やむを得ず1人でやる場合でも(守秘義務があるので)信頼できるひとに相談できる環境を作っておいたほうが、絶対に良いです!!

・進行役と決定権は明確にする

参加メンバーの意見を聞くことはもちろん大事ですが、すべてのことをメンバー全員に意見をきいてからにするとなかなか決まらず、物事が進まくなりがちです。
また各々が独自に進めてしまうとまとまりがなくなってしまい、さらに進行が遅くなってしまいます。

なので主催が進行し、
何かを決めるときは主催でいくつか案をだし、メンバーにはAとBどちらがいいですか?◯日までにご意見ください!
くらいにしておいたほうがスムーズに物事が進みます。

・スケジュールは余裕をもって、進捗はこまめに報告

ここが不透明だと、参加メンバーが「お金を預けてしまっているのに….本当に大丈夫かな?」と不安になってしまいます。
このあたりは常にわかりやすく発信できるよう、心がけたほうがいいかと思います。
自分自身の進捗確認や記録にもなりますしね!

また、1つのことを進めるのに最低1週間はかかると思ってスケジュールは組んだほうがいいです。
なので、初めての応援広告の場合は掲出したい日の半年前から動いていれば慌てることなくできるかな?と思います。

・担当してもらいたい業務がある場合は、主催から指名して「お願い」をする

なかなか「私やります!」って言いにくいと思うので、主催から○○さんやってくれませんか?ってオファーしたほうが良いですし、オファーされた相手も嬉しくなります。

・主催がすべてお金を払う覚悟をもつ

....というのも、代金を全額支払った時点で広告枠確定なので、一度は主催が全額支払う事になります。
人が集まらない可能性もありますので、最初は自分が支払える範囲内で応援広告をやるのがベターだと思います。
(枠確保前にお金を集められたり、クラファンが使えれば回避はできますが…クラファンNGとかもあるようなので…)

・自分の心のケアも忘れずに

応援広告はとても目立ちます。
そしてまだ、応援広告というものが日本で浸透していない事もあり、なんなんだろう?と不思議な目で見られる事も少なくありません。

この世の中、自分がやることを全員が良いと思ってくれる事なんてないので良く思わない方も当然いるわけですが、
目立つとその分だけ「良く思わない人」も増えます。
そして「代表」という矢面に立っていると「良く思わない人」の標的にされてしまう可能性があります。
なので…自衛や心のケアも忘れないでください。
1人で抱え込まないでね。


以上です!
応援広告やってみたいな、という方の参考になれば幸いです。

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