「オペラ座の怪人」2021年/2024年
♫ 前おき
ミュージカル大好きメリアです。
2021年12月に久しぶりに四季劇場「秋」で観劇してから2年数か月ぶりのファントムでした。
ファントム役は前回2021年と同じ清水大星さん。
前回拝見したときは、清水さんがファントム役になられて2か月余りの時でした。新鮮さを感じ、絶対的な存在のファントムに、心の幼児性を感じたことを覚えています。
今回は、すっかりファントム役が板につき、ファントムの狂気性を強く感じました。
🎵 2021年 久しぶりのファントムで衝撃
2021年観劇時の感想はこちらからどうぞ↙️
前回観劇時の感想をインスタのライブ配信(途中から)で語ってます。
よろしかったらご覧ください。https://www.instagram.com/tv/Ce2R8ITh3BJ/?igsh=dDlwZnZkNmN0cnEy
ここに改めて、2021年のインスタライブの内容に加筆して、
私なりのオペラ座の怪人の解釈を書き記しておきます。
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♬ 2024年 メリア的オペラ座の怪人 考察
絶対的な存在であり、権威を持つと自負していたファントムであったが、
突然、オペラ座の経営者が代わり、自分の思い通りにできなくなっていき苛立つ。
また、容姿端麗で社会的地位もあり、クリスティーヌの幼馴染であるラウルが現れると、益々それまでの見せかけの権威が崩れ、
愛を得られない悲しみと憎しみは、狂気へと変貌する。
完璧な父親像をファントムにみていたクリスティーヌであったが、
母親にも愛されなかった彼の孤独への哀れみと、彼の暴走した狂気・幼児性への恐れを抱いていく。
最後の最後に、恐れを超えて、全てを受け入れる「愛」をクリスティーヌが示したことで、ファントムの心に変化が起きる。
それは「愛」を知らずに生きてきた孤独なファントムが、
初めて「愛」を知った瞬間だった。
「奪う愛」から、「与える愛」に気がついたファントムは、
今までの生き方をリセットする選択をすることとなる。
長い文章をお読みいただきありがとうございます。
今回は、2024年7月にもう一度観に行きます!
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