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②後編 「カム・フロム・アウェイ」が特別なミュージカルになった理由✈️


メリアです。
では、②前編の続きです。

前編はこちらから⤵️



✈️ 実在するモデルたち

①、②前編にも記したように、
この作品は脚本・音楽・歌詞を手がけたアイリーン/ディビッド夫妻が、
同時多発テロの10年後に、作品の舞台となるガンダーを訪れ
取材したものをベースに創作されました。
ですから、それぞれのエピソードにのモデルとなった人物がいるのです。

実在した人物を描いたミュージカルは数多あれども(例えば「エリザベート」や「モーツァルト!」「エビータ」など)、
本作品のモデルたちは、今もご存命。
ご本人たちも、幾度とこのミュージカルを観ているとか。

特に印象的な役には、〈役に対してモデル一人〉 というケースもあリますが、
いくつかのモデルのエッセンスを『一人の役』として集約もしているそうです。
これは、②でも記したように多くのエピソードを盛り込みたかったから。

✈️ 実在モデルからのメッセージ

ホリプロのYouTubeには、モデルとなった方々からのメッセージが
投稿されています。
その中で印象的だったメッセージを抜粋しますね ↩️

 ガンダー町長 クロードさん

 私たちのコミュニティーで最も大きな財産は私たち人々です。
「カム フロム アウェイ」が、全く違う話で2〜3作品できるほど、
語られるべき物語がある。乗客は95の国から来ていたのです。

今、世界は混乱している。
私たちは皆、世界の異なる場所に住んでいる。
異なる信念を持ち、異なる物を食べ、異なる生き方をし、異なる言語を話すが、
「愛と思いやり」は、どの言語も同じです。

私たちはお互いの全てに同意する必要はありません。
しかし、私たちはお互いを愛し共に生きるのです。
世界の多くの人々が、この物語に心を奪われる理由は、
この物語が示すものが、「愛と思いやり」だからです。
それが、今、私たちの世界に欠けているものだからです。

 ガンダー地元テレビ局アナウンサー ブライアンさん

このミュージカルは「愛と親切のメッセージ」です。
人類最悪の日でさえ、誰かがあなたを支えてくれることを伝えています。
意見が対立しても、それは重要ではない。
私たちはお互いに優しくなれる。

「愛と思いやり」に溢れたミュージカル!
素敵な作品です✨ 


 長い文章をおよいただきありがとうございます。
 次回は、この作品でメリアが好きなシーンについて記します!


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