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スピリチュアル・カウンセリングを受けて

昨日スピリチュアル・カウンセリングを受けたのだが、あまりにも膨大な量の知恵を授かり、消化するのに時間がかかりそうだ。
大体1時間程度と思っていたのだが、2時間も時間を割いて下さって感謝しかない。
彼は、私がよく行く丘陵の小さな町、ササフラスにあるスピリチュアルショップのオーナーの一人なのだが、スピリチュアル・カウンセリングの経験と実績は30年。フランス人で、20歳の時にオーストラリアに移住してきたらしい。元々はカトリック教会のチャプレンで、教会を離れた後もホームレス、病院の患者、刑務所の囚人、その他、私のような迷える子羊達の魂を救うサポートをしてきたのだそうだ。

実際の内容はかなりプライベートになるのでここには書かないが、私が懇願するほど心と魂のサポートを欲している時に現れたこの方が、私と同じ移民であることにホッとした。私は常に日本人としての私とオーストラリア人としての私が自分の中に存在しているのはわかっていた。彼もやはり、自分の中にフランス人とオーストラリア人が存在するのだそうだ。この二つのアイデンティティを一つにして調和させていかなければならないね、と語った時、「出会うべくして出会えた方」だと心から思った。

序章として、生物学や量子力学の話から始まり、私の生年月日とタロットのカードからそれぞれ父親/母親から何をどの程度『情報』として受け継いでいるのか診て、そこから人生について、生きることについて、私の苦しみを解放させる方法、私の相反する2つの側面を今後どのように調和した状態にしていくかなどを懇切丁寧に物凄いパッションで話して下さって、2時間経過していたことに気づかないほどだった。

実は先日、私の友人の知り合いにチャネリングができる方がおり、霊視も可能ということだったので、友人を通して紹介してもらった。最初は、「友人の友人だから無料で良いですよ。」という話で、早速全身写真を送ったのだが、「やはり直接会った方が効くので、明日どこかで会えませんか?」と霊視の結果も何もなく言ってきたので、「直接お会いして除霊となったら無料ではないですよね?」と言うと、「憑いている霊がかなり頑固で強力なので、普通なら2000ドルのところを500ドルでお祓いします。」と言ってきたのである。私は「500ドルでも私には高いし、変な霊が憑いているかどうか、それだけ知れれば良いので。」というと「頭全体から右腕にかけて霊に覆われている。」とそれだけを伝えてきた。
『お祓い』と言われても、どの程度信用ができるものなのか正直わからないし、もし、同じ状態が続くようなら『頑固で強い霊なので除霊しきれなかったから再度...』となるかもしれない。同日にYouTubeでとある方が、「良くないことばかり起こるからなんとかしたい、魂のレベルを上げたい、と思ったら自分が努力して自分が変わらなきゃいけない。誰かを頼りにして他人任せにしても何も問題は解決しない。高い壺や石を買ったり、お祓いしたところで何も変わらない。頼った誰かが変えてくれる訳でもない。」と言っていた。まさにその通りと思いながら聞いていたのだが、先のフランス人のカウンセラーがまず最初に私に言ったことは、「私はあなたに情報を与えることはできますが、それを実行するのはあなたです。私があなたの問題を解決するのではありません。解決するのはあなたです。」ということだった。すぐにこの方は本物だと思った。

そうそう、彼の名前はファビアン。今後も、疑問や質問があればいつでもメールで、ということで、私の魂の成長をサポートしてくれることになった。スピリチュアル・カウンセリングでもありライフ・コーチングでもある。まずは、朝晩の自分への祈りから...

自分への祈りを開始した翌日の朝、この記事を読みハッとすると同時に微笑んでしまった。私には応援のエールだ。


<追記>
私のティーンエイジャーの頃の夢は、『世界中の色々な国の人と協力、サポートし合いながら生きていくこと』だった。運よく20代の頃から色々な国の方々と仕事をしたりコミュニケーションを取ってきた。
今も職場では、母のようなギリシャ人の女性と姉のような存在のニュージーランド人の二人の強い女性がいつも気にかけてくれて、そしてフランス人のファビアンは私の魂の成長をサポートしてくれるという。私は、自分が描いた夢の世界に生きているということをきちんと実感して感謝しなければならない。



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