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留学経験なしからマルチリンガルになるための5つのマインドセット

元々留学経験なしのドメスティック人材の私ですが、今は色々あってビジネスレベルの英語と中国語を習得し、現在は外資系のグローバル企業で働いています。

「英語を話せるようになりたい」、「第二言語を習得したい」と思う一方で、実際に目標を達成するのは難しいと感じる人が多いかもしれません。今回は、留学経験がなくてもマルチリンガルになれるための5つのマインドセットについて、私の経験を交えながら紹介していきます。

この記事はこんな方におすすめ

  • 留学経験はないけど英語や中国語などの外国語を習得したい方

  • 効率的な語学学習方法を知りたい方

  • モチベーションを維持して語学学習を続けたい方

筆者のバックグラウンド

私は日本の国立大学卒業後、日系企業で働いていましたが、20代も後半になってグローバル・キャリアの道に進み始め、今は世界中の同僚たちと多様性溢れる職場で、毎日英語を使って働いています。

資格としてはTOEICは900、HSK6級もとりました。詳しくはぜひこのあたりの記事もご覧ください▼

マルチリンガルになるための5つのマインドセット

留学経験なしでマルチリンガルは簡単なことではありませんし、自分も常に勉強中ですが、私自身が大切にしてきた5つのマインドセットをご紹介します。

1. 語学は勉強ではなくトレーニング

まず、語学学習は勉強というよりもスポーツや筋トレに近いと言えます。毎日鍛錬して、少しずつ筋肉やスキルを身につけていくイメージです。スポーツ選手が筋肉をつけるためのトレーニングをするように、毎日その言語に触れることが大切です。

プロのピアニストは、1日練習をしないだけで感覚を取り戻すまでに3日かかるという話もあります。「勉強をしないと歯を磨いていないみたいで気持ち悪い」というところまで習慣化できると良いですね。私も実はこの8年くらいは1日も欠かさず英語を勉強しています。中国語は4年くらい。もちろん、時間がない時には15分だけという日もありますが。

2. アウトプットを重視する

「マルチリンガル」と言うからには、読める・聴けると言うだけでなく、「話せる」状態でありたいですよね。よく言われることですが、日本の教育システムは、残念ながらまだまだインプット(文法や単語の学習)に偏りすぎています。

今は安価なオンライン英会話や、様々なスピーキングアプリがいくらでもある有難い時代です。これらを活用して、アウトプット(スピーキング)を強化することで、実際に使える英語力を身につけることができます。

3. 一定期間は1つの言語に集中

マルチリンガルと言いつつ、矛盾なのですが、2つの言語を同時に同じだけ伸ばすのは結構厳しいと思っています。ノンネイティブの場合は、頭の中に「英語」と「中国語」という2つの部屋があるのではなく「外国語」という1つの部屋に「英語と中国語」が入っているイメージです。

私も上海に住んでいて中国語の習得に力を入れていた期間は、毎日に英語の勉強をしていたものの、正直英語力はほとんど伸びていなかったと思います。

まずは、一定期間は1つの言語に集中して学習することをおすすめします。ある程度その言語が話せるようになったら、次の言語に移行しましょう。

4. 外国語を使う環境に飛び込む

外国語を習得するために最も手っ取り早い方法は、その外国語を使う環境に飛び込むことです。実際にその言語を話さなければいけない状況に身を置くことで、モチベーションも高まりますし、語学力も向上します。

日本にいながらでもそういった機会は探せば意外とあるものです。言語交換のサークルやイベント、カフェなどを探してみても良いですし、英語や中国語に触れる機会のある仕事や部署にアプライしてみるのも良いでしょう。かくいう私もとにかく自分から手を挙げ続けて環境を手にしました。

5. 喋って恥をかくのを恐れない

最後は、恥をかくのを恐れない、と言うことです。間違えることを恐れて話さないのは、上達を妨げる最大の敵です。喋って恥をかくことを恐れずに、積極的にアウトプットしましょう。

間違えても、その都度訂正してもらうことで、確実に語学力は向上します。周りは意外とあなたの英語・中国語の正確さを気にしていないものです。

むしろ、ノンネイティブが英語や中国語で仕事をするときは、「こっちはお前の言語に合わせてやってんだぞ」くらいの強気でいくくらいがちょうど良いとすら思います。

これらのマインドセットがあなたの語学学習にお役に立てば嬉しいです。

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