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おやすみ日記 11月前半

noteでは何かひとつのテーマに絞ってつらつらと綴ることが多くて、ずっといろんな方の日記に憧れていた。誰かのたわいもない、けれど愛おしい日々がすきだ。わたしの休日もそうあってほしい。そう思って、いつまで続くかは分かりませんが、気が向くままに覚えているかぎり、綴ろうと思います。好きなところだけつまみ食いしていただけたら幸い。
10月後半の日記はこちらから。

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11月1日
何も予定の無い休日。ちょうどいい気候になってきたのをいいことに、すこし足を伸ばして大きな図書館へ。漫画もある図書館なのに空いていたのをいいことに、「いつかティファニーで朝食を」を一気読みした。
ずっとなんとなく気になっていた朝ごはん漫画。美味しそうな朝ごはんがたんまりと出てきてそそられる。自分のために選ぶ朝ごはんって贅沢だ。こだわりが強い訳ではないけれど、3食のなかで1番朝ごはんが好きなのでとても共感する。とはいえ普段はそのときのマイブームを毎日ルーティンのように食べる暮らし。作りおき野菜スープ/オールブラン/鮭茶漬けなどを経て、最近は前日にスーパーで買った冷蔵保存の焼き芋ばかり食べている。もうすこし自分の身体と心が喜ぶ朝ごはんを探したいな……

夜は夫が録画してくれていたA-Studioを観た。志尊淳くんが好きだと言い過ぎて、気付けば録画してくれていた。見逃した〜配信観たいな、と思っていたら録画フォルダにあるという愛情の深さ。実家?

11月4日
夫と少し足を伸ばしてパン屋に散歩に行く。絶好のサイクリング日和!心地よいを通り越す暑さに、帰宅した後は半袖短パンに着替える。11月とは……

サッカーの決勝を観ながら夫と来月の日光旅行の予定を立てた。毎度のことながら交通手段とホテルだけ確保したらあとはなんとかなるでしょ精神になってしまう。おすすめがあればぜひ教えてください……!
アビスパ優勝おめでとう。地元の優勝めでたい〜と思いながらインスタを開いたら、アビスパファンの友人が入籍した報告をしていた。ダブルでめでたい。

11月8日
予定詰め込みまくりの1日。とりあえず起きて支度をしてから、まずは眉毛サロンへ。久々に眉毛を整えていただく。もう通い始めて何年になるやら。いつも同じ方にお願いしているけれど、毎回雰囲気に合わせて色味や形を細やかに調整してくださる。

その後は新宿に移動し、ルミネで初めてお笑いを観る。男性ブランコ目当てでチケットを取ったけれど、和牛、ジャルジャル、見取り図、ゆにばーすなど錚々たるメンバーでテンションが上がった。男性ブランコの、誰のことも傷つけない2人の世界観がだいすきだ。そのほかの皆さまも面白かった。TVやYouTubeでよく目にする方々が急に3次元で現れるので、「ほんとに立体だ……」と思ってしまった。芸能人を生で見ると毎回同じ感想になりがち。

余韻もそこそこに、仕事終わりの友人と会う。高校時代からの友人。バタバタと会う予定を立てたので何を食べるやらノープランで、パッと予約して飛び込んだお店がなにやらすごいお店だった。

従業員が誰1人として日本人ではなく、みんなバラバラの制服を着ている。海外で、しかも接客をすることのハードルの高さは想像を絶するものがあるし、すごいなとも思うけど、どの卓のオーダーも一度では通らず、頼んでない/他所の方が頼んだものが届けられるので何かをお店の人が運び始めたら自分たちのものではないか見ておく必要がある始末。目の前にいる友人と、コッソリLINEでやりとりして、サクッと出ることにした。1人あたりワンドリンクワンオーダーと言われてお酒とおつまみを1つずつ注文したのに、お会計で「まだ注文が足りません」と言われるなど。( 確認したら大丈夫だった。なにそれ ) 一周回って笑える。2人でお店を出た瞬間「異文化体験だったー!」と笑った。海外旅行にでも行ったかのような時間だった。さすが東京歌舞伎町……

気を取り直して夜ごはんを選ぶも、どこもいっぱいだったので結局ルミネでご飯を食べた。美味しいものを安心して食べながら、話ができればそれでいい。
お金の話や結婚の話など、具体的なあれこれの話も盛り上がるけれど、スキンケアやコスメの話で盛り上がれるのも本当に楽しいな。良い時間だった。

11月11日
急にめちゃくちゃ寒い。あまりにも寒暖差がありすぎる。本当は公園へピクニックでも、と話していたが、寒すぎるので万年。クリスマスプレゼントの下見をしに行くことにした。
お昼は広島焼きを食べる。ここ最近、広島のお好み焼き屋さんの動画を観て以来食べたい欲が高まっていたのだ。満たされてうれしい。
今年のクリスマスプレゼントは、お互いジャンルだけリクエスト制にしていて、夫はマフラーが欲しいとのこと。わたしは決めきれずにいたので、ひとまず物欲センサーを作動させるべく、ブラブラすることに。

普段買い物に行かないエリアへ出向いたので、真新しいお店が沢山あって楽しい〜!とはしゃいでいたら、後半夫がグッタリしつつあり、早めに切り上げることに。ヒールブーツで2万歩以上を歩く妻と、普段インドア派かつ基本的に在宅ワークの夫、体力差がありすぎる問題。これは今に始まったことではないのでお互い相手を気遣うようにはしているけれど、体力的に無理しないでほしい妻と好きなだけ歩いて買い物を楽しんでほしい夫のバランスの難しさたるや……夫婦の試行錯誤は続く……


11月14日
出張に行く夫を見送り、安定の二度寝。普段の起床時間と変わらないのでアラームをかけずとも見送る時間には目が覚めるし、それでいてかつ「行っちゃった〜ひとりのお休みだ〜〜」というぽやぽや感のままベッドに戻るのが至福すぎる。そして安定の9-10時起床。

特に予定はなく、やることといえばなんとなく分担が成立している家事を諸々済ませるくらい。
「なんだってできるんだよなあ」と思わず口にする。休日、自由である。
チャチャっと先に買い物がてら散歩に出向き、お昼ごはんと夜ごはんを含めて食料を調達して、あとはもう家でダラリと過ごすことにした。
岡田尊司「夫婦という病」を読む。

あまりにも良くて記録用の写真を撮った

心理学者ボウルビィの愛着理論をもとに紐解く男女の、特に夫婦の関係を記した本。創作物ではないので新書に近い。クズにばかり引っかかる女性、発達障害の夫とカサンドラ症候群( 自閉スペクトラム症のパートナーを持つ人がコミュニケーションの困難さから苦しむ状態のこと )の妻、不倫がやめられない人など、何らかの障壁がある関係性に対して、幼少期の愛着形成がどのように影響しているのかが綴られており、興味深かった。
もちろん関係性の揺らぎのすべてを幼少期の愛着形成が語り尽くせるとは思わない。けれど「寂しいと手を伸ばしたときに抱いてくれる」存在がいたかいなかったか、どう関わっていたかが今後に影響してくるというのは、なんとなく分かるような気がする。
夫婦関係において大きな問題が生じているとは思わないけれど、価値観の違いは当たり前にあるわけで。そういうときのアレコレが少しだけ理屈として分かるようで面白い。大学時代に国試に出るワードとして覚えていた「愛着理論/ボウルビィ」が適切に繋がり、ふ、伏線回収〜!!!となったのも、個人的に面白いポイントだった。


あっという間に過ぎゆく2023年。もうあと少しで今年も終わってしまうから、やり残したことがないように走り抜けていきたい。いくぞ年末〜!


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