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夢=呪縛 2

声優にハマる日々


地元の中学に進学した私は、当初演劇部に入りたいと考えていたものの
部の存在がなかったため、仕方なく運動部に所属。

部活に明け暮れながらも、
頭の中では常に「声優」の文字がひしめき合っていた。

声優を軸にしながら、アニメ、歌、漫画にどっぷりハマる日々。
特にハマっていたのは、ガールズユニット「ス〇ィア」
まだ新人時代であった彼女らにハマりつつ、声優には可愛さも必要なんだと気づく。

だが、その心配はなかった。

私は結構可愛い部類に入るからだ。
今まで言われたことがある、似ている芸能人は
橋本環奈、百田夏菜子、相武紗季 など
だから、この部分はあまり気にしていなかった。


もっと可愛くならねばと、田舎中学生ながらに感じていた。

初めて見たオーディション情報


高校時代も運動部に所属し、部活に明け暮れていた時に
あるオーディションを目にする。

そう、ス〇ィアが所属する事務所の第2回オーディションだ。


うっ受けたい・・・!!!!!!


そう思いつつも、私は地方高校生。
東京まで行ける距離にいるではないので、行くためには
それ相応のお金と時間がかかる。

部活もあるし、親も厳しいし、絶対反対するし、、、


ここで私は、あこがれの事務所オーディションを受けることを諦めた。
またオーディションあるでしょ!と、気楽な気持ちを胸に抱いていた高校時代。


※後に、その事務所は周期的に6年に一度しかオーディションを開催しないことを、私は知ることに。

教訓:なにごとも、一旦挑戦してみるべし



進路


高校3年生になると待ち構えている最難関「卒業後の進路」

当然、「声優」になることを『夢』みている私には
以下の選択肢で考えていた。

  1. 東京(大阪)の「声優」の専門学校へ行く

  2. 東京(大阪)の大学へ行きながら、養成所へ入る

  3. 地元の「声優」の専門学校へ行く(卒業後上京)

両親が大学進学を希望していたため、
諸々の希望を踏まえると2が一番良かったのだが
ここで父の一言。

「名の知れた一流大学でないのなら、地元の大学に行きなさい」

父の心情としては、手塩にかけた大事な娘が自分の元から離れて暮らすことに、不安を感じたのだろう。どこの両親もきっとそう感じるはずだ。

当然多感な時期である私は、
父に反抗するも、結局地元の大学へ進学・・・


地元の大学に行きながら、夜間の専門学校や養成所等、
何かしらの方法を探すぞ!そう心に秘めながら・・・

新たな選択肢

4.地元大学に行きながら、専門/養成所へ行く


meow

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