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バリバリ方言しゃべりますけど

発達障害だと標準語でしゃべるというけど

うちの子は小さいころは、どちらかというと無口なほうでした。
今考えると、無口というよりは、どう話していいかわからないから黙っておいた、というほうが正しいかもしれません。

それが小学校に入って少しずつ話すようになり、小学校3年のころに爆発したようにしゃべるようになりました。
今では空気を読まずにしゃべるところがあるので「ちょっと黙ってて!」ということが多いくらい、よくしゃべるのですが・・・。

発達障害の特徴の中に、標準語で話すというのがあります。
確かに小さいころは丁寧な言葉遣いが多くて、標準語に近かったかな、と思います。

今は・・・

バリバリ方言でしゃべってるやん!

関西圏なので、「~やんけ!」「~しとんじゃ」「ほな~」なんて言葉をよく言っている気がします。
丁寧に言おうとすると、標準語になるような気がしますが、それは大人でもあることのような。
とにかく周りの子と違和感なく話をしている印象です。

周りの環境の影響は?

周りに方言をしゃべる人が多いなら、方言をしゃべることが多いんじゃない?と思うのですが、それはあまり関係ないように思います。

同じ発達障害のお友達がクラスにいますが、その子はどちらかというと標準語で話すことが多いです。
とても丁寧に話をするので「すごいね」って褒めたことがあるのですが、お母さんによると「標準語で話すから」とのことで、なるほどと思いました。
その子はおじいちゃんおばあちゃんっ子なので、我が家よりよっぽど方言に触れているはずなのですが、影響を受けている感じがしません。

うちの子の場合、視覚優位なので見て理解するほうが多いです。
ただ、見るだけよりも同時に耳で聞いたほうが理解が早いような印象で、読み聞かせや声を出した音読だとすらすら暗記していたところがあります。
なので、耳からも情報が入りやすいほうなのではないかと。
そういうこともあり、聞きなれた会話をまねしているうちに、方言が身についたのかな、と思ってます。

でもこれといった理由ははっきりとわかりません。
わかったことは、やはり発達障害は教科書通りとはいかないということ。
こういう傾向の子が多い、とはなっているけど、自分の子がそれに必ず当てはまるわけではないというのが、よくわかりました。
話す言葉が標準語であれ、方言であれ、話が通じるのであればどちらでもよい、というのが本当のところですけどね。

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