後方腕組みおじさん
昨日のMリーグの最終戦の村上選手のプレイングの話。
まぁ難しいですよね。おとなしくしておく手もあるしああいう方向性に行く手もどっちもあると思います。
そして村上さんの選択に関して僕なりの感想や思う点、ああいう局面で選手にはどうあって欲しいかと言うのももちろんある。
ただそこで思ったのは
僕のような10年以上麻雀界にいるような麻雀おじさんがする意見は仮に取り入れられたとして良い方向に働くんだろうか?
というもの。
麻雀コンテンツはMリーグ前はしばらく苦しい時期が続いていたとと思います。
その中で新しく現れたMリーグと言うコンテンツ。そもそもの放送規模が過去のコンテンツに比べて異様にデカいというのはあるんですがどうあれここ10年間で最も大きな波をおこしていると思います。
そしてこのMリーグというコンテンツは僕は初心者やライト層にかなり目を向けた物だと思います。
新規やライト層の獲得は既存の麻雀界、麻雀コンテンツの課題でありながらなしえなかったことです。
それゆえ過去のそれを成し得なかったコンテンツを支えてきた人達の希望に沿うことはあんまり意味がないんじゃないかと思うんですよね。
それをやってダメだったんだからそっちに寄せてもダメでしょ、ってことです。
例えばそれなりに麻雀をしてきた人がMを見た意見としてよく聞くもので
「完全実力主義にすべき」
というのがあります。
僕もそうあって欲しいと思いますがでもこれたぶん麻雀おじさんの意見なんですよね。
例えば過去にあったRTDや現状でも各団体のAリーグの試合がどれだけみられているか?各団体の決定戦がどれだけみられているか?
そういう実力重視のコンテンツにも大きな魅力があることを分かっている人も大勢いますが悪い面を見れば新規やライト層へのアプローチに関しては成功できなかったコンテンツの有り方でもあります。
人気先行で雀力が伴ってない人が出ることには僕も思うところがあります。あるんですが
「じゃあ完全実力主義であんまり知られていないような人だけ使ってスポンサーが集まります?仮に集まって見てもらえますか?過去それで麻雀人口増えました?」
と言われると何も言い返せないんですよね。
仮に新しい方向性が失敗に終わっても「この方向性はダメだったんだな」という経験にもなりますし既存の最低ラインの効果は見込めているコンテンツの有り方を無限に擦るよりは生産性はあると思いますしね。
もちろん変えてはいけない部分もあるとは思うんですが目無し問題のような未だに決着がついてない論争は答えがないんだから古来よりの麻雀おじの意見なんてあんまり気にせずに運営が「こうあったほうがよくない?」でバンバン新しいあり方を打ち出していけばいいんじゃないかなと思います。
なので既存の有り方に染まってしまってしまっている僕は後ろで腕を組んで眺めながら「なるほど。そういう方向性ね。」と言っているくらいがちょうどいいのかなと思います。
目無し問題
上で述べたように僕は過去のこうあるべきとかに捕らわれ無い方がいいと思ってるんで結構ぶっ飛んだ解決方法でもいいと思ってます。
例えば雀魂の特殊モードで和了った人から抜けるモードがあるんですよ。
局の途中で和了った人が抜ける。で、残った人3人で続けてツモ和了りはいない人の分はもらえないというモード。
これを採用してもいいくらいだと思います。
ファイナルも残り試合数に応じて足切りボーダーを用意してボーダーを割ったチームは脱落。そこからは四麻の体裁は保つけど3人でやる特殊モードに入る、みたいなね、
これよくないですか?ってことじゃなくてこんくらいぶっ飛んでても見る側がワクワクするならいいんじゃないのという話です。
ルールが大きく変わると培ってきた技術が、、、というのはあると思いますけどみんな0からになるくらいのルールならプロなんだし練習して深さ見せてくれればいいし。
なんにせよ運営さんには選手が独自に考えて責任を負わなくてもいいシステムを早めに組み立てて欲しいですね。
サポートしてもらえると更新意欲が上がります(*´ω`*) よろしくお願いします。