ヒューマンエラーVSシステム構築
先日Mリーグでノーテンリーチがありました。
まぁ人間なんでミスはあるものだとは思うのですがそれを減らす努力はした方がいいですよね。
でも僕はこういうのは選手の努力はもちろん同時にシステムでなるべく減らすようにした方がいいと思うんですよ。
例えば点棒だって昔は表記が無くて覚えるのが実力と言われていた時期もありましたが今じゃそんなことはまるで言われません。
点数間違えでオーラスまくりまくられを間違えてもちょっと興ざめしますしね。(あった気もするが少ないに越したことはないでしょう)
今回の件で該当する選手が数度少牌をしたことも再び話に上がりました。
まぁよくないですよ。でもこれ僕は運営側に何とかしてほしいなと思うんですよね。
「選手の皆さん気をつけてください」だけではなくて運営が「どうすれば選手が第一ツモを取り忘れないだろうか?」と考えることも必要だと思います。
僕はずっと思っていることがあって
これは麻雀の自動卓の設定表なんですが今の卓って配牌12枚出しってあるんですよ。
これをすると全員に12枚配られるので親がチョンチョン、子が一枚取ってスタートになります。
僕はこれを使うべきだとずっと思っています。
12枚だと普段よりさらに1枚少ないので流石に違和感があるし毎回が最初の一回をまず全員が取るのでその動作がルーティンになって忘れにくい。
若干時間がかかるけど多めに見て1ゲーム12局くらいあるとして全部で1,2分増えるかどうかの話だしそれで初手和了り放棄の可能性を大きく減らせるなら払うに値するコストかなと思います。
こうしろ!!!!喝だぁ!!!!!ということじゃなくてこういう選手の意識や努力に依存しない部分で解決策を探すのも手だという話です。
あとノーテンリーチに関して思うことを少し。
僕は大阪の京橋という土地で健康麻雀のお店をやっています
きてね(*´ω`*)
僕のお店ではなるべくチョンボを取らない方針にしているんですよね。
僕はチョンボというのは
「本来できない行為であるが人がやる以上起きうるので起きた時はこう処理しましょう」
というものでルールというよりは処理方法という感じで認識しているんですよね。
ゲームなんかではそもそもノーテンリーチやフリテンロンという本来できない行為は普通に出来ないわけでそれが正しいと思っています。
それなら現実でも「出来ないんだから戻せばいいじゃん。だって出来ないんだし。」という感じ。
ただ競技ではそうもいかないし「Mリーグの規定罰則くらいであればペナルティを許容するなら悪用できるよね」
というもの分かります。
極限状態で賞金が界隈から追放されるに値する額であったらどうか?と考えるとありえてしまうんですよね。
Mリーグファイナルシーズン感謝の賞金10億円とかだったら絶対にしないなんて言いきれないですし。
よく言われる役満確定相手にチョンボして流すというのも本当の限界の勝負ではありえないとはいえません。
周囲も盛り下げないために「本当にギリギリのラフプレー」とかばう可能性も十分にあります。
となると罰則を鬼のようにキツくするしかないんですがそうなるとうっかりやってしまった場合のディスアドがひどすぎるという問題がある。
本当のうっかりは全然ありえて1対1のゲームならいいんですが麻雀は1対1対1対1のため1チームがおかしな状況になると他の3者に影響するというのがあってあまり厳しくし過ぎてもそれにより以降の競技性がゆがんでしまうのが難しい。
なのでツイッターには書いたんですが
チョンボはテンパイ者がいる場合▲30つけつつテンパイ者の最高目の上がりに放銃したことにして点棒も移動するが局の進行はなし。(2者以上いる場合は頭ハネ)誰もテンパイしてなかった場合は▲50
と状況変動制にするのがいいのかなと。
これなら逃げのチョンボは出来ませんし。
あとノーテンリーチはその時点で局の停止でいいかなと思いました。本来出来ないリーチに対し3者は対応するわけでそこに競技性はもうないかなと感じます。
せっかく審判いるんだしね。
ノーテンリーチや少牌自体は「ちゃんとやってくれwww」みたいな感じもあるんですけど規定自体が甘いというかなぁなぁな感じになっているのでその分選手への当たりがきつくなっているかなと思います。
プレイをするのは選手ですがその選手が万全でプレイできるようにするのは運営の仕事であり両者の努力でいい番組を作って欲しいですね。
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