天鳳×Vtuber杯のドラフトまで毎日更新する麻雀note8日目~黄河のんプロコラボ特別編~

ここ数年はセルフプロデュースの大事さも説かれプロの中でも様々な活動をする人が増えた。

これは僕の考えなのだが前に出ていこう、人気を獲得しようとしたときに「流行っていることをやる」というのは基本だ。

今何が流行っていて次何がくるのかを見極める力はいるので最大限のリターンを得るのは難しいのだが後追いでもとりあえず流行に乗っておけばそれなりのリターンは得られると思う。

例えば今で言えばYouTubeでVチューバーとコラボしてMリーグの動画を上げる、などが流れに乗った一打であろうか。

ただ基本とは言っても「やることない、思いつかないならとりあえず流れに乗っておくべき」というだけで僕は真にやるべきだと思っていることがあるならそちらを優先すればいいと思っている。仮にその行為のリターンが少なかったとしてもだ。人は自分の心に嘘をつくべきではない。

時は10年前。

僕はフリー雀荘の仕事をほぼやめて健康麻雀界に身をおいた。

給与は下がったし仕事は減ったし地域と連携して健康麻雀教室を開くために外回りで役所を回ったりもした。

麻雀界の仕事は倫理観なども絡むので単純に比較できるものではないとは思うがフリー雀荘の仕事に比べれば健康麻雀界の仕事は案件の数、時間当たりの対価、消費体力を考えればとても割にあうものではなかったと思う。

今でこそノーレートフリーや麻雀教室などの数は増えてきてはいるが10年前となると明らかに時代の流れには乗れてなかった。

それでも自分がやりたい、こちらのルートが豊かになっていくことが麻雀界にとってプラスになるはずだと信じてその道を進み続けてて今に至るわけだ。

そんな時同じような時期に同じように健康麻雀講師として活動を始めていたプロがいた。

日本プロ麻雀協会所属 黄河のん

第12期新人王黄河のんプロである。

当時女流プロが健康麻雀を中心に活動するのはその辺の男子雀荘メンバーが健康麻雀の仕事をする非ではなく圧倒的非効率であったと思う。

ファンの後押しを受ければ多少効率的には出来たと思うが現場の初心者が戸惑う可能性を考慮し初期段階では非公開で活動を行うという丁寧さもあったと聞く。

これだけ聞けば現代ではそれなりに応援してくれる人も出てきそうなものであるが現実は厳しいものである。

当時はSNSの力が大きくはなっていたものの現代ほどではないしそもそもノーレート、あるいは健康麻雀と言う観点の麻雀の規模自体がまだまだ小さかった。最近の人にはMリーグもVチューバーも存在しない麻雀界と思ってもらえればいいと思う。

その中でさらに非効率な活動をしていれば当然成功は難しい。

成功をどう定義するかにもよるが少なくとも一般的なプロ活動の成功と言われる人気を得てお金を稼ぐという結果にはたどり着きにくい行動であるのは間違いない。

どんなに信念があろうが非効率なものは非効率なのだ。

その結果

このようなnoteを書くに至っていた。

僕は信念で効率を打ち破るというのはよほどの幸運がない限り起きえないと思う。だからこそ信念を追い続けるというのは難しい。

でも僕は同じ道を信念として選んだ人は応援したい。

僕は済んでる地域も違うので特にゲスト活動に顔を出すなどは出来ないので今回は黄河のん牌譜検討を行って雀力強化のお手伝いをさせてもらおうと思う。

なぜなら麻雀は僕の方が強いだろうから―――

牌譜1
https://game.mahjongsoul.com/?paipu=220615-5dbf56ec-c3b8-46ec-bef4-b93fa222d4ce_a415573082

東2局0本場 打東

ここから打東としているけど自分の和了りが薄すぎて完全降りの打2s推奨。3mでもいいけど対面に3mが通るので2s→3m→東の順。東と3mの比較は下家がリーチに来たとき3mは相当きついが対面に東を切るのはまだマシだから。

最終的に打2sで放銃

ここで打2sで対面に放銃。先に2sで東があれば放銃にはなってないしそもそも対面押してるので打6pが先。

東4局0本場4pスルー

我が国ではこの4pスルーは重罪とされています。
愚形をさばいて好形残りになる場合は最序盤以外は基本全部鳴き。今回は自然に3900になるケースもあるし点数ももっているのでそれも後押しする。

東4局2本場打2p

ここから打2p。これは全然悪いとかではなく単純にプロっぽいというかトップ取りっぽい打牌だなと思った。僕は北切って順子手目指すけど少し混一見るのはトップ取りの思想っぽい。

南3-0本場 打4p

ここから打4pとしているが8mいらんくない?ツモ7mしても4m切るルートになるとうれしくない。そもそも打4pの後のツモ4pが大激痛すぎる。微うれしいツモのために大激痛のツモを作るべきではない。

二つ目
https://game.mahjongsoul.com/?paipu=220614-c41b2423-183b-48f6-929b-8fa6d50c0083_a415573082

東2局0本場 打7sダマ

曲げないなら打4mで聴牌取らずとしたい。ドラ1でメチャクチャ好形リーチしたいのでその目標が最大限達成できるようにする。このままツモって500・1000は個人的には機会損失をしていると思う。ドラなしだとそこまでリーチしたさもでないのでうっかりツモも許容できるのでダマはあり。

東2局2本場 打1m

ここで1mツモ切り。
なぜドラを切らない?
切らないのか?
切りたくないのか?
切る度胸がないのか?

完全に人災
南2局0本場 追いかけリーチ

対面のリーチ一発目。この点差でラス目の親と真っ向勝負はしたくないので僕降りますがダマとの優劣はよく分からない。親リー一発目でこちらの打牌が両無筋となると降り有利には見えるがダマとの比較は正直よく分かない。ただリーチはややリスクが高そう。1ゲーム単位の勝負としては曲げたくなるけど『これそういうゲームじゃねーから!!』って感じはある。

南4局0本場 1pドラのドラ3で和了れば逆転

ここから打中。お母さんなんでそれ捨てちゃうの!!!私の宝物なのに!!!!9mがほぼ機能してなくて擁護的に789の三色を上げることもできるがあまりに蜃気楼。この手でうれしいのはツモ7sとツモ中の2強なのでその一角を崩すのはさすがに損。

以上が頂いた牌譜のチェックポイントでした。

現代はセルフプロデュースの時代といわれています。雀力と言う目に見えにくいものではなくツイッターのフォロワーやYouTubeの数字と言うもので頑張りが評価されつつある時代。

ですが個人的には努力に裏打ちされた雀力ありきのもので合って欲しくて雀力を立ち回り力でフォローできる世界になって欲しくはないと思います。

そんな中でこういったプロでもない人間と牌譜を交換してお互いを高め合おうという意欲がある黄河選手の姿勢は応援したくなるものがありますね。

今年中くらいに何かタイトルとったら
「牌譜検討しちゃったからな~。俺が育てちゃったか~」のやつをやろうと思います。

今回交換牌譜検討を快く受けてくれた黄河さんのツイッターとnoteを張っておきます。こちらもよかったらフォローしてくださいね!


こちらは僕のYouTubeのチャンネルです
麻雀の配信をよくやっています。
ドラフト応援してくれる方はよかったら登録してね(っ´ω`c)


サポートしてもらえると更新意欲が上がります(*´ω`*) よろしくお願いします。