ソノケン流局お祈り択についての話

1位 +370.3 セガサミーフェニックス 75/90
2位 +106.7 カドカワサクラナイツ 76/90
3位 +103.1 KONAMI麻雀格闘倶楽部 75/90
4位 +20.2 渋谷ABEMAS 76/90
5位 +16.1 TEAMRAIDEN / 雷電 76/90
6位 -38.1 U-NEXTPirates 76/90
7位 -241.3 赤坂ドリブンズ 75/90
8位 -357.0 EX風林火山 75/90

終盤の猛チャージでセミファイナル出場の6位に手が届きそうなところまで追い上げてきた赤坂ドリブンズ。

しかし残り試合はかなり少なくなってきておりまだまだ厳しい条件は続いている。

そんな緊張感の中、園田選手はオーラスをトップ目で迎える。

そのけん1

ただ2位である対面の寿人選手とは7600点差なので満貫で和了りか1300・2600ツモ和了りで捲られてしまうため安心は全くできない。

とはいえドリブンズはトップは当然としてチームポイントも稼ぎたいところなので出来れば寿人選手のマンツモ圏外に脱出してそこから更なる加点を目指していくルートに乗りたい。

いざとなったら考慮はするであろうがトップのための差し込みでポイントを減らすことすら避けたいはずだ。

そのけん2

そして迎えた9巡目、園田選手は6-9sのピンフを聴牌してダマ聴を選択。

おそらく多くの人がリーチしないのか?と思ったのではないだろうか。

待ちもそこそこいいしここで加点して寿人選手のマンツモ圏外に逃げてそこからさらに和了りにいくべきでは?と。

実際僕はそう思った。

リーチしていいことはとにかく加点。

逆にリーチの悪い点は勝又選手と近藤選手に高い手が入っている場合ぶつかってしまうこと。ただ近藤選手はチームポイント的に本当にモンスター級の手が入っていない限りは降りるように思うので実質勝又選手とぶつかる可能性のみ考慮でいいとは思う。

あとは流局時に伏せることが出来ないことか。

ダマにもメリットが十分あり選択肢としてはもちろんある。ただトータルポイント的にそれなりの差を追う立場であるしリーチがよかったのではないかと思う。

これは僕の考える勝負論の話になってしまうのだけど

分散を減らす選択はアドバンテージがある側が取る戦略でありビハンインド側はある程度のリスクは覚悟して上振れを取りに行くべきだと思っている。

負けている側は差を詰めれる時に詰めておかないとどんどん苦しくなってしまう。特に相手が同格、あるいは格上の場合はリスクを負わずに差を詰めるのは相当の強運に恵まれない限り難しい。

仮にここで流局時伏せてー1ポイント払ってトップ。曲げて連荘すれば10~20ポイントほど上乗せしたトップで試合を終わらせることが出来るかもしれない。

ダマから流局時伏せでトップを取るとして今のドリブンズに1ポイントを払って上振れを捨てる猶予があるのだろうか?

それともあるいは残り試合14戦というのはドリブンズにとってまだまだ長期と考えているのか?

津上

そしてその後

そのけん3

11巡目に勝又選手から9sが打たれるが園田選手はこれをスルー。

ロンすることで寿人選手の満貫出和了り圏外にはなるがマンツモ圏内ではある。

次局寿人選手にリーチ(or満貫級の鳴き)が入るとチームポイントに余裕がある近藤選手は降り。勝又選手はチームとして『ドリブンズ+パイレーツor雷電』を抜かないといけないためその一角であるドリブンズにトップを取られるよりはコナミにトップを取られる方がマシなのでこちらもモンスター級の手でない限り降りが濃厚。

そう考えると次局寿人選手に手が入るとツモられてしまう可能性は通常時よりやや高くこの局の残り巡目で寿人選手が満貫を和了らないことに賭ける方が分がいいように思う。

そのけん4

結果は最悪になってしまったが和了りスルーに関してはさほど違和感がない。

ただリーチ判断に関しては僕は曲げるべきだったんじゃないかと思う。

ただ彼らは上振れなど取りにいかずとも丁寧の化身と化していれば90試合が終わった時に6位に入れると自分たちの力を信じているのかもしれない。

画像5

いずれにせよ最終結果まであと2週間。

最後まで楽しめる展開になってくれるといいですね。

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