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商品が自動で売れる仕組みをつくる3つの施策

TwitterやInstagramで商品が売りたい!集客したい!というときに、
広告にたくさん予算をつぎ込んだり、"映える"クリエイティブを用意するのに必死になったりしていませんか?

一時はたくさんの人に見てもらえて、良い数字が出せても、
すぐに次の施策を打たないと、効果が出なくなってしまう…。
そんな状況に陥ってはいませんか?


何もしなくても、自動的に商品が売れていく仕組みがあればいいですよね。

実はあるんです。その仕組みこそ 「UGC」 なんです!!


UGCとは、User generated content の略で、企業ではなく一般のユーザーによって作られたコンテンツのことです。

例えば、普通の個人によるツイートや、Instagramの投稿など。
これらは身近な人の発言ですので、信頼感も説得力もバツグンです。

1人のユーザーが発信してオススメしてくれた商品を、
その人の友人や家族が試してくれたり、RTやいいねで広めてくれれば

さらに周囲のユーザーへと伝わっていきます。

こんな状態が作れたら、たくさんの予算をかけたプロモーションよりも効果的ですし、ほんとうに理想的ですよね。

UGCを増やすことの大切さについては、前回のnoteでも語らせていただきました。


今回はもうちょっと具体的に、「UGCを増やして活用する状態」までの
3段階の道のりについて書いてみます。

UGC活用までの全体イメージ

まずは現状どのくらいの関連UGCがあるのかを把握しましょう。

そしてその結果を元に、UGCを増やす3つの施策を行います。

なぜ3つなのか?

それは、UGCはなかなか集まらないからです。
ただ「商品を投稿してください」と呼びかけても、なかなか投稿してもらえません…。

そこで、発信難易度順にUGCの種類を3つに分け、それぞれに向けた施策を行うことが、UGCの数を底上げしていく為に効果的なのです!

3種類のUGCを、図にすると以下のようになります。

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<3種類のUGC>
その1(難易度低):リツイートする
その2(難易度中):カンバセーショナルカードなどを利用して投稿する
その3(難易度高):完全にユーザー発信の投稿

どれか1つだけを狙うのではなく、3つそれぞれについての施策を行うことが重要です。
発信難易度の違うそれぞれのUGCを増やしていくことで、全体
の車輪を大きくし、UGCの数を増やしていくイメージです。

準備:まずは現在地の把握

まずは各SNSでエゴサーチをしてみましょう。
例えば下記のような項目で検索して、ユーザーによる投稿の内容・量を確認します。

・ブランド名
・企業名
・商品名
・商品カテゴリ
・キャッチコピー

自社についてのUGCはありましたか?
多少でもUGCが存在していたなら、ユーザーは商品やサービスのどういった点を話題にしてくれているのか?を考えてみましょう。今後の施策のヒントになります。

次は、競合相手でも同様の検索をしてみましょう。
もし他社に関する投稿が多くあるのであれば、なぜ他社は話題になっているのか・自社でも見習うところがないか、検討してみます。
自社に関するUGCがなくても、競合相手に関するものがあるのなら、応用できる点があるはずです。

ちなみにTwitterで検索をする時には「高度な検索」が便利です!

検索窓にキーワードを入れるだけだと、部分一致で関係ない投稿を多く拾ってしまったり、空白を含む名称(例:Smart Shareの間の空白)がうまく検索されないことがあります。

高度な検索はより精度を高めることができますので、オススメです。下記URLからも利用できます。
高度な検索を使ってみる

UGCを増やす3つの取り組み

現在地を把握した上で、実際にUGCを増やしていくために取り組んでいきましょう。

3つに分けたUGC、「認知・共感」→「促進」→「拡散・活用」というサイクルを回転させていきます。

重要なのは、このサイクルは一度きりではなく、定期的に継続して行うことです。
一回だけでは効果が弱くても、くり返し行うことで徐々に結果が出てきます。

その1 リツイート数を増やす:認知・共感

まずは、ブランドについて知ってもらい、共感してもらうことから始まります。
そのために、リツイートを増やす取り組みを行います。

リツイートは、Twitterで、一番簡単・手軽にできる投稿方法です。
簡単だけど、リツイートすることで、共感の気持ちをフォロワーに対して表明することができ、Twitterにおける表現手段の1つでもあります。
リツイートは、Twitter上のユーザーをブランドのコミュニケーションに巻き込んでいく第一歩です。

さらにリツイートされることで、フォロワー数の増加にも直結します。
フォロワー数だけ追っても意味ない」という意見もありますが、フォロワー数を追わないことにはファンにも出会えません。フォロワー数を追って悪いことはないでしょう。

リツイートを増やす取り組み例には、下記が挙げられます。

考え方やコンセプトを明確に発信(どんなブランドなのか?何のための商品なのか?)
一言添えたくなる投稿(日常に馴染む提案、役立つ情報)
リツイートしてほしいと正直に言う(RTキャンペーンなど)

フォロー&リツイートのようなTwitterキャンペーンをやってみるのもいいと思います。
フォローのきっかけはキャンペーン目当てでも、間違いなくブランドに多少の興味を持ってくれたユーザーです。
将来的にブランドのファンになってくれたり、積極的にUGCを投稿してくれる可能性を秘めています。

その2 ユーザー投稿の促進:ユーザーを巻き込む

リツイートから一歩進んで、ユーザーからツイートしてもらうのが次の段階です。
とはいっても、1から内容を考えてツイートしてもらうのは、なかなかうまくいきません。

そこで、気軽に発信できるようにする為、カンバセーショナルカードを利用するのがおすすめです。

カンバカード

ボタンを押下すると、自動的にハッシュタグ入りの文章が入力されるようになっていて、気軽にツイートしてもらうことができます。

カンバセーショナルカードとは
・Twitter広告アカウントで作成できます
・通常の投稿と同様に、タイムラインに流せます
・ハッシュタグボタンを4つまで設定できます
・ボタンクリックで、設定した文章が入ったツイートができる

カンバセーショナルカードを使って、例えば以下のようなユーザー巻き込み型の企画が実施できます。

好きな商品を選んで投票キャンペーン
クイズを出題
じゃんけんにチャレンジ
ボタンを押して予想ツイート など…

ユーザーが主体となって参加コンテンツを用意して、楽しんでもらえると良いですよね。

その3 体験のシェアや口コミを募集:拡散・活用

認知・共感してくれる人がある程度いて、ユーザー参加の気風ができていれば、ユーザー投稿をお願いしてみましょう。

お題やテーマを設けると参加しやすいです。例えば

・この商品の便利な使い方を教えてください
・〇〇におけるあなたの経験談を教えてください
・応援メッセージを募集しています など…

ポイントは、目的を欲張りすぎないという点です。
目的が「UGCを増やすこと」なのであれば、なるべく参加しやすいお題やテーマがいいでしょう。

必ずしも商品購入者や来店者などに限定する必要はありません。
商品を買って、写真を撮って…などと段階が多いと、参加までに時間がかかり、いつしか参加しようと思ったことも忘れられてしまいます。
(※商品自体が気軽に入手でき、写真を撮りたくなるようなデザインのものなら、もちろん良いと思います!)

「使い方」にフォーカスしたり、「商品のイメージ」に関するお題など、
魅力を伝えつつユーザーと一緒に考えられるようなテーマだと素敵ですね。

また、投稿してくれたユーザーがいたら積極的に反応していきましょう。

コメント付きリツイートや、キャンペーンページに掲載するなど、他の人にも見える形で紹介するのがオススメです。

ユーザーとの会話を他の人にも見える形で紹介することで、参加者を集めることに繋がります。
また、自分の投稿が誰かに認められると嬉しいものです。

まとめ

・まずはエゴサーチで現状を確認
・3種類のUGC創出施策
 ①RTで認知・共感してくれる人を集める
 ②簡単に投稿する仕組みでユーザー参加型へ
 ③参加しやすいお題やテーマで投稿募集
・UGCを見つけたらすかさず反応する

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認知・共感→ユーザー参加→ユーザー主体までの流れを、
どれか1つだけではなく、3つバランスよく取り組んでいくことで、車輪をぐるぐる回していくのが効果的です!

最後まで読んでいただきありがとうございました。
私も投稿が認められると嬉しいので…良かったら'スキ'やシェアお願いします!

内容についてもっと知りたい方は

このnoteの内容は、5月にしゅうへいさん(@SYUHEY_SSinc)が開催し、大好評だったセミナー、
「ローコストのSNS成功戦略について徹底解説!!~少ない予算と運用リソースで行うUGCマーケティング~」の一部をまとめたものです。

周平さんは弊社の凄腕セールスで、取締役でもあります。
肩書はすごそうな感じですが、人柄はとても穏やかで優しい方です。

5月のセミナーでは、
「SNSの運用に特化したセミナーなどは多いが、マーケティング部分からやってもらえて大変参考になった」
「データをもとに具体的なポイントが整理されていてわかりやすかった」「今後の提案に最高だと思う」
といったお声を頂き、大変好評を博しました。

この度、そのセミナーが9月29日(火曜)15時から再配信されます!

セミナーでは、noteでは記載できないような、実際の事例も交えてお話しています。
実際に成果を出した取り組みや、逆にうまくいかなかった事例を知ることが、やはり理解に向けた一番の近道になります。

このnoteを読んで???と思った方にもおすすめです。

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