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空想に泳ぐ

お正月休み中
岐阜県にある多治見モザイクタイルミュージアムへ行ってきた

建築家の藤森照信のミュージアムは、
なんともあたたかみのある物体(建物)で、
近づけば近づくほど不思議と躍動感に包まれ、
緩やかな傾斜と坂道に吸い込まれていく。

わくわく!

わくわくして仕方ない。今にも動き始めそう!!

最上階から観覧するよう案内される。
砂山の土のトンネルのような壁や階段を
とりあえず上がってみる。

トンネルの中をくぐり抜ける



急に真っ白い世界が開け
空に抜ける大きな円形の穴と、
タイルのかけらが光る網があった

天も地も繋がっている


このミュージアムは、大正末期から現在に至るまでの建物の解体時に破棄されてしまうタイルを使った建築や風呂桶などの生活用品を譲り受け収集して展示されている。


そういえば昔、祖父母の家にいくと、
小さなタイル張りのトイレやお風呂場があったっけ。

たまに、つるーん!と
すっ転ころりと滑ってしまう。

タイルはぬくもりがあるが、
真冬は寒かったな。。


しばしミュージアム全体を遠くから眺めていると、太陽が照らす網が、近くの壁に映っている。

タイルの魚が釣れているのかな
私が空想の網に引っかかったか。

美術鑑賞は、自分の中での捉え方でいいと思う。

大きな丸い空を眺めていたら、
海の中にいる気分。

私が空想の網に引っかかったか。

ぷくぷくっと、感動した気持ちが蠢きました。

頭の中、空想が方々に行ってしまわないよう
仕事の準備に戻るために、

まずは呼吸が自分自身を支えてくれる
陰ヨガ練習、自分軸にもどって
明日に引き続きます。


ごきげんよう🌈




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