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【保存版】タイのDTVビザの申請方法と注意点まとめ。2024年9月取得済み

9月頭にDTVビザの申請をして、先日、無事に取得できました!!!!申請する際、あまり情報もなく、かなり手探りだったので、こちらに備忘録として、まとめておきます。

※この情報は2024年9月22日段階の情報です。


主な参照先

在福岡タイ王国総領事館のDTVビザ情報が一番詳しく掲載されています。

この中で必要な書類をリストアップすると以下になります。今回、僕の方で必要だったものを〇つけています。

DTVビザで必要な書類リスト

  1. 有効な旅券 と パスポートの顔写真ページのコピー1部〇

  2. 申請書(Application For Visa)〇

  3. 証明写真1枚〇

  4. 経歴書(Personal History)〇

  5. 申請者名義の英文の銀行残高証明書 原本〇

  6. 職業を証明する、以下該当する項目の全ての書類
     6.1 会社員
     6.2 会社経営者〇
     6.3 自営業(デジタルノマド/フリーランスなど)

  7. 航空券予約確認書コピー〇

  8. タイ滞在期間中の滞在先を証明する、以下8.1-8.4の該当する書類
     8.1 ホテルの予約確認書(15日以上の予約確認書)
     8.2 アパート、マンション、コンドミニアム所有者は、所有権利書のコピー
     8.3 アパート、マンション、コンドミニアムを賃貸している者は、賃貸借契約書のコピーと家主の身分証明書コピー〇
     8.4 タイ滞在中の友人/家族宅へ滞在する場合、以下A-Dの該当する全ての書類

  9. 身元保証書原本 (Guarantee letter) と保証人の署名入りの旅券または運転免許書のコピー(こちら)〇

  10. ムエタイやタイ料理を学ぶコースやクラスを長期で受ける場合や、スポーツトレーニング、メディカルトリートメント、セミナー、ミュージックフェスティバルに長期で参加する場合は、受け入れ先(組織、学校、医療機関など)からの招聘状(アポイントメントレターなど)

DTV申請を終えて

まだ始まって間もないビザなので、申請時にこれはこうでないといけない‥これも必要‥といろいろとクセがありました。実際に書類をそろえて、申請までを時系列に書くと以下のような感じです。

・事前にいつタイ大使館申請にいくかWEBで日程を予約をする ※DTVの選択がないので、ロングステイで申請
・9月3日に東京タイ大使館に申請、書類不備あり😭
・9月4日に再び東京タイ大使館に申請、受領される
・9月12日に電話がきて追加書類をFAXで提出
・9月21日、DTVビザ付きのパスポートを受取り!

9月25日に海外出張だったので、超ぎりぎりでした!でも無事に2029年9月まで有効なDTVを取得できました。このビザは別途申請することで配偶者にも適用可能です。


それでは、実際に具体的に書類を集めたもの、注意点を解説していきます。

実際にDTVビザで必要な書類だったもの

まず、どのような職業で申請を行うか?これが重要です。ぼくの場合、会社を運営しています(一人ですが)。その場合、以下の三つのどれに当てはまるのか?不明だったので、タイ大使館の方に確認しました。

6.1 会社員
6.2 会社経営者 
6.3 自営業(デジタルノマド/フリーランスなど)

在福岡タイ王国総領事館

会社を持っている場合、「6.2 会社経営者」に属します。この前提で必要な書類一つ一つに解説を入れていきます。

①有効な旅券 と パスポートの顔写真ページのコピー
用意するべし

申請書(Application For Visa)
申請書については各大使館ごとにフォーマットがあります。僕の場合、WEBで見つけた福岡の申請書で作成したものを印刷してもっていたら、東京フォーマットで書き直しさせられました。要注意です。
※渡航目的、これはTourism 観光を選択
※日本の保証人は記載、タイの保証人は空欄

③ 証明写真1枚
パスポート用の画像を用意

④経歴書(Personal History)
こちらもフォーマットを気を付けましょう。東京フォーマットで作る。

⑤申請者名義の英文の銀行残高証明書 原本
● 申請日に50万バーツ(250万円相当)以上の残高があること
● 預金通帳のコピーは使用できません

※Paypay銀行の場合、英語の残高証明はWEBからすぐ作成できました。ただし、申請日の9月3日で発行はできず、前日の9月2日で発行しました。こちらの残高証明書で問題ありませんでした。

⑥職業を証明する、以下該当する項目の全ての書類
6.2 会社経営者
● 会社登記簿謄本 原本(発行から3か月以内のもの)
● 納税証明書 又は 確定申告書のコピー

この書類が一番大変でした。予め自分の立場を確認し「6.2 会社経営者」ということで、以下の書類を用意してほしいと言われました。

A 何の仕事をしているのか英語で説明する資料
 自分のやっている仕事のパワポを制作、簡単にわかるようにしました。

作ったのがこんな感じです。
・左上1ページ目も会社概要と業務内容を明記
・次からはロゴ、パッケージ、タイポグラフィー、出版した本、WEBサイト制作、イベント企画、メニュー開発を1ページづつ簡単に表現。

簡単な英文で仕事をまとめる(パワポ)、ポートフォリオのようなもの

その他に用意したのがこちら

B 源泉徴収票・給与支払報告書
C 法人市民税
D 前期の会社決算報告書
E 業務委託契約書(2023年に締結しもの)

税理士さんに確認し、納税証明書にあたるのが(B 源泉徴収票・給与支払報告書、C 法人市民税)になります。念のため、昨年の決算報告書もつけておきました。

あと、タイ大使館の方にきいたら、本当に仕事をしている証明として、業務委託契約書もあれば用意してくださいと言われ、用意しました。
※現在進行形のプロジェクトではなく、すでに終わったものを提出してもよさそうです。

⑦航空券予約確認書コピー
こちらも事前にチケットを取り、次回タイへ行く(成都→バンコク)のコピーを用意。

⑧タイ滞在期間中の滞在先を証明する

 8.1 ホテルの予約確認書(15日以上の予約確認書)
 8.2 アパート、マンション、コンドミニアム所有者は、所有権利書のコピー
 8.3 アパート、マンション、コンドミニアムを賃貸している者は、賃貸借契約書のコピーと家主の身分証明書コピー
 8.4 タイ滞在中の友人/家族宅へ滞在する場合、以下A-Dの該当する全ての書類

在福岡タイ王国総領事館

7月に6カ月ほど契約したコンドミニアムの契約書を用意。タイのコンドの契約書には家主の身分証明書のコピーもつくので、これで十分です。

⑨身元保証書原本 (Guarantee letter) と保証人の署名入りの旅券または運転免許書のコピー(こちら)
すべての書類を用意し、申請にいき、この身元保証人原本が不備になりました。原因は身元保証人を実家の親にして、サインしたものを画像で送ったもらったからです。

身元保証書の原本が必要です。今すぐ、誰か友人でもいいので、もらってください。

といきなり言われて、急遽知り合いに連絡。身元保証書 (Guarantee letter)を新たに作り、サインしてもらいました。さらに、運転免許書のコピー(両面)も必要。こちらもサインもらっておきましょう。

無事に資料は受領されて審査→さらに理由書も必要といわれる

9月4日にすべての書類が受領され、9月12日にいきなりタイ大使館より電話がきました。

なぜタイに滞在するのか?理由書を英語で書いてください。

中国や四川料理関連の仕事がメインなので、タイとは関係ない‥なぜタイでDTVが必要なのか、理由を書いてください!というわけです。

下部にはサインと日付をいれました。

ポイントは
Encounter with Thailand ※タイとの出会い
What we want to do in Thailand ※タイで何をするのか

の二点です。
過去のタイ滞在、タイにハマった理由、タイでやりたいことを明瞭にまとめました。これをFAXで送りました。

9月21日、DTVビザ付きのパスポートを受取りました!

ビザを申請する際にパスポートを
・タイ大使館に受け取りに行く
・レターパック(赤)を用意し、郵送してもらう

と選ぶことができます。普段は北海道いるので、レターパックを用意しました。追跡番号はメモしておきましょう。

余談ですが東京のタイ大使館の近くのコンビニ、けっこう遠いので、予め世用意しておくのが得策。

■用意した書類一式
①有効な旅券 と パスポートの顔写真ページのコピー1部
②申請書(Application For Visa)
③証明写真1枚
④経歴書(Personal History)
⑤申請者名義の英文の銀行残高証明書 原本
⑥職業を証明する、以下該当する項目の全ての書類
 ≪6.2 会社経営者の場合≫
 A 何の仕事をしているのか英語で説明する資料 ※カラー印刷
 B 源泉徴収票・給与支払報告書のコピー ※支払い済み
 C 法人市民税のコピー ※支払い済み
 D 前期の会社決算報告書のコピー
 E 業務委託契約書(2023年に締結しもの)のコピー
⑦航空券予約確認書コピー
⑧タイ滞在期間中の滞在先を証明する、以下8.1-8.4の該当する書類
 8.3 アパート、マンション、コンドミニアムを賃貸している者は、賃貸借契約書のコピーと家主の身分証明書コピー
⑨身元保証書原本 (Guarantee letter) と保証人の署名入りの旅券または運転免許書のコピー
⑩レターパック(赤)
⑪理由書(Statement of Purpose)※FAX
⑫申請料金:52,000円(現金のみ)

拠点を複数持つ暮らし方

夫婦でタイに長期滞在するため、面倒だけどタイの法人を作らなければ…と考えていました。しかし、7月にタイに滞在している時、新しくできるDTVビザの施策がはじまることを知り、これでいいじゃん!と解決。

DTVの有効期間は5年。一回の滞在が180日(約半年)、半年に一回タイを出ればまた180日間滞在できる超便利なビザです(1年に一回更新が必要らしい)

コロナ中ずっと思い描ていた
・タイを拠点に暮らし (リラックス、世界にひらける感じ)
・日本のクライアントの仕事をする (安定して信用できる)
・四川を拠点とした中国の食の体験 (料理は中国が一番おいしい)
3拠点を使った広い暮らし方がようやく実現できます。

世界を広く使い生きる

バンコクからぼくのライフワークの地である四川は非常にいきやすい。3時間でつく。これで中国がノービザになったら、さらにいい。中国の各都市、地方都市の料理の取材の旅も簡単にできる。

中国で料理体験と取材を行い、タイでゆるりとコンテンツを作り、情報を共有する。そして、日本へたまに帰ってきて、イベントしたり、楽しくおいしい仕事をする。

この5年はこんな感じで暮らして行く予定です。

タイではしばらくはバンコク(時々、チェンマイ)に滞在する予定です。一緒にバンコクで流行っている麻辣、四川料理、ガチ中華を調査したい方はご連絡ください!一緒に食べ歩きしましょう~!

連絡先などはこちら

補足、ラオスで申請できるのか?

8月中旬にラオスのタイ大使館に電話して聞いてみました。応対してくれた方はDTVのことをあまり知らず、うまくコミュニケーションとれず、よくわからなかった・・というのが実情です。

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