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魔法学校に入学してきました!ブリティッシュヒルズのSchool of Magicをレポートします🪄

パスポートのいらない英国」として人気の宿泊研修施設「ブリティッシュ・ヒルズ」の新プラン、School of Magicがスタートしました。

現段階では限られた日程で開催されているこのプラン。次回の日程は公式ホームページで確認してくださいね。

※詳細をホームページで見たところ、私が参加した時からかなり変更になっている(アンケートをもとに改良しているのだと思います)ところもありそうです。ですので、全体的な雰囲気を掴む程度のイメージで、レポートを楽しんでいただけたら嬉しいです。

ブリティッシュ・ヒルズとは?

種類:英語研修・宿泊施設(日帰り利用可)
アクセス:福島県の新白河駅から無料シャトルバスで約40分(予約制)

ブリティッシュ・ヒルズ(British Hills)は、神田外語大学・神田外語学院を運営する学校法人が作った、福島にある英語研修・宿泊施設です。「英国」とくに「スコットランド」がコンセプトになっており、施設建築のための資材をわざわざ英国から取り寄せ建設されました。福島が選ばれた理由も、気候がスコットランドのハイランドに似ていたからという徹底ぶりです。

施設内には、図書室や、(「ハリーポッターのよう!」とよく言われるらしい)食堂のあるマナーハウス、スタッフオリジナルのビールが飲めるパブ、チューダー朝などの各時代を思わせるデザインの宿泊施設(お風呂は猫足です!)、アフタヌーンティーが楽しめるティールームなどがあります。

施設内では英語が公用語。日本人・外国人のスタッフは全員英語が話せるので、やろうと思えば一日中英語だけを使って過ごすことができます。もちろん、日本語でも対応してくれます。受付に「英語オンリー」のカードがあるので、気になる人はこれをもらって過ごしてみるといいかもしれません。また、日帰りでも利用できます

今回のSchool of Magicプランに限らず、さまざまな英語レッスンプラン、英国カルチャーレッスンがあるので、気になる方はぜひホームページをご覧ください。

School of Magic プラン

概要(必ず公式ホームページもご確認ください)

・一泊二日
・基本全て英語の魔法学校コース
・価格は¥35,000〜37,000。
・夕食/朝食付き
・部屋についているオリジナルローブの貸し出し(このプラン以外の宿泊者でも貸してもらえるそうです)

内容

・英語レベル


魔法学校の授業は全て英語で行われます。現在は英検3級程度以上コースのみの開催のようですが、私が参加した時は初級(英検3級以上)と上級(英検準2級以上)に分かれていました。レベルを調べるテストなどはなく、申し込み時に自己申告で選ぶ形式だったので、同じくらいの英語レベルの方と一緒に行けるといいかもしれません。

・オリエンテーション


授業前のオリエンテーションで、参加者はブリティッシュ・ヒルズの魔法学校オリジナルの4つの寮に組分けされます。それ以降の授業での発言、プログラムへの参加ポイントが寮のポイントに入ります。このポイントは、一年を通して、プランが開催されるたびに加算され、一年の最後にその合計でどの寮が優勝したかが決まるシステムだそうです。
このオリエンテーションでは、自分の杖や得意な呪文を決めるアクティビティもありました。

・授業(魔法学校度合いと英語レベルについて)

私は上級コースに申し込んだのでHistory of Magic(魔法史)Alchemy(錬金術)Astronomy(天文学)の三つの授業を受けました。
詳しい授業の内容は書きませんが、魔法的な面では割とさらっとしていました。

大学の授業のようなレクチャー、長いリーディングを読むことはほぼなく、代わりに自分の手を使ってクラフトを作る時間などがあるので、魔法史、錬金術、天文学について詳しく深くというよりは、英語で魔法学校に入る雰囲気を味わえる授業であると感じました。

一方、英語の難易度についても、そこまで苦労することはありませんでした。よくある英語研修に比べると、何かをプレゼンしたり生徒同士で英語で話す機会はかなり少なく、多少物足りなく感じましたが、寮のポイントに授業での発言も加算されるので、優等生になったつもりで思い切ってどんどん手を上げるのも楽しいと思います。

普段から中学生や高校生を相手に英語研修をしている外国人講師が担当をしているので、先生方の英語は聞き取りやすく、ゆっくりはっきりと話してくれます。また、わからない単語がある時には、質問をすれば、(もちろん英語で)意味を答えてくれます。

ただ、配られるオリジナルの教科書も全て英語で、授業で出てくる単語の意味が書かれた単語帳などはありませんでした。Alchemy、Constellation、Potion、Druid、Witchcraftなど、魔法学校ならではの英単語を先に少し覚えておくとちょっとした予習になるのではないかと思います。具体的には、魔法使いが登場する作品や、中世を舞台にしたファンタジー作品を英語で読んだり観たりしておくといいと思います。(例: ハリー・ポッター、ミルドレッドの魔女学校など)

・自習課題(謎解き)

授業や食事の合間に、生徒だけで取り組む自習課題がありました。基本的にはリアル脱出ゲームのようなスタイルで、マナーハウスの図書室にあるアイテムと、配られたテキストを使って謎を解き、答えを携帯でウェブサイトに入力して進めていきます。これも全て英語で記載されていました。1時間弱くらいでなんとか解けましたが、図書室の雰囲気がとてもいいので、本当に魔法学校の図書室で自習をしているような気分になりました。

※プラン外、宿泊者無料のマナーハウスツアーに参加すると、図書室を含めたマナーハウスのガイドを受けることができます。日本語・英語それぞれ開催で予約制30分くらいだったと思います。私たちは1日目早めに到着して、チェックイン前に利用しました。

また、魔法学校用デザインに工夫されたテキストがとても素敵で、自習課題を終え、帰ってきてからも捨てられない宝物になりました。

お部屋とお食事

私たちが参加した時は、パブでの夕食と食堂での朝食がプランに入っていました。パブでの夕食は、ローストビーフ、かぼちゃのスープ、バタービアなどのコース、食堂での朝食は、ソーセージやビーンズなどの英国朝食スタイルでした。個人的には、ロンドン名物として有名なうなぎのゼリー寄せに似ている(のかな…?)うなぎのテリーヌを食べられたのが嬉しかったです。

また、プラン外ですが帰る前にティールームでアフタヌーンティーを楽しめば、施設内のお食事どころは全部行けたことになります。

宿泊した建物はチューダー調の建築で、中世の雰囲気がとっても素敵でした。正直、猫足付きのお風呂は使い勝手はあまりよくないですが、屋内はしっかり暖房が効いているので、よく眠れました。日中は暖房で暑いくらいでした。さすが雪国・・・。

これでレポートは終わりにします。公式のホームページを覗くとかなり内容が変更になっているようなので、必ずそちらを確認してくださいね

私はCambria寮に組み分けされました。皆さまが入学されて、Cambriaの生徒になったときには、どんどん積極的に参加してポイントを獲得してください!寮杯を勝ち取りましょう!!

読んでくださってありがとうございました。楽しい魔法学校生活になりますように。


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