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はじめてのズーム会議 #6

こんばんは。じょーどの赤坂です。
更新出来なかったのは、ガッキーの結婚を引きずったからではありません。

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初めてのズーム会議では、まず法然上人鑽仰会が所有する雑誌『浄土』(アーカイブ)が財産であることを確認しました。


誰に読んでもらうのか

次に私たちの前に大きな問題が浮上しました。この先、WEB版「じょーど」を誰に読んでもらうのかということです。僧侶向けなのか、一般向けなのか。

創刊当初の雑誌『浄土』は、限りなく一般向けでした。創設者の真野正順先生が目指したものは、一般大衆のための宗教雑誌です。

例えば読み拾てられた『浄土』があったとしても、これをお手伝さんが拾い上げた場合に、何か一つは彼女の興味を引くものがなくてはならぬということであった。何故ならこれによって彼女が信仰に入る縁を結ぶかも知れないと期待されたからである。従って誌上には信仰と直接関係のない小説、漫画、笑話、寸言等を必ず掲載していた(村瀬秀雄談)

実際、創刊当初の『浄土』は著名な作家も執筆し、バライティーに富んだ内容でありました。それが功を奏して、戦前は鉄道弘済会(現キオスク)で『文藝春秋』と並べられる人気でした。全盛期といえるかもしれません。


WEB版「じょーど」に求められるものは


村田編集長は大きな舵取りが求められました。HPを立ち上げる上で、読者の対象を誰に向けるのか。

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編集長の判断は、僧侶向け宗教雑誌にするというものでした。特に若手浄土宗僧侶や副住職に読んでもらいたいとのことです。

じゃあ、一般読者を切り捨てるのか

と思うかもしれませんが、そうではありません。
現代はネット社会であり、若手僧侶もそれぞれが伝統的布教を重んじたり、はたまたSNSなどメディアを使った布教に力を入れたりと様々です。


これからの時代を担う若手僧侶が読者の中心となることで、「じょーど」が個々の布教へと役立つことを目指します。

そこには、説教師の教訓を押し付ける雰囲気ではなく、僧侶自身のリアルな問題や疑問などが特徴になると思います。あえて例えると、仏教とITや今更聞けない法式、実際にこんな社会活動をしています、私の法然上人への想い、寺庭婦人の声など。

つまり若手僧侶とは年齢が若いということだけではありません。心がいつも若々しい、つまり常に仏教・浄土宗・寺院に対して貪欲であることが、若いということであります。老若男女の僧侶が瑞々しくリアルを語ることで、逆に一般の人も興味を持って読んでくれるものと、思っております。

浄土宗や研究所が発行している冊子と、競合するつもりはありません。編集長の目指すものは「しがらみにとらわれない発言が出来る場所」ということです。



だいたい方向性が決まったので、実際にホームページを作る作業に入りました。とはいったものの、私もパソコンは苦手な方なので、、、


次回、「新星☆こうじりゅうじ現る


ではまた。共生合掌。


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