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崖っぷち?法然上人鑽仰会と編集長 #4

こんばんは。じょーどの赤坂です。

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雑誌『浄土』の編集長に会う


村田編集長と面と向かって会うのは2回目です。
さっそく登場していただきましょう。


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村田編集長
令和3年に63歳を迎えた増上寺塔頭寺院の住職。
もともとサラリーマンの家庭に生まれ、社会人になってから親戚のお寺を継ぎました。
12年間男性月刊誌の編集部で雑誌作りの仕事をしていました。
退職後お寺に専念しますが、お寺関連の編集や出版に携わり続けています。
還暦を過ぎても好奇心旺盛なお坊さんです。(じょーどHPより)※未公開

村田編集長は、もともと男性誌の編集の仕事をしていたそうです。縁あって寺院を継ぐことになりましたが、僧侶となる人間が、「ドライブデート~おすすめデートスポット」なーんて書いてていいのかと、葛藤があったそうです。

その葛藤を新聞に投稿したところ、当時の雑誌『浄土』の関係者が読み、スカウトされたそうです。そして男性誌の仕事に区切りをつけ、浄土宗内の様々な所で編集者として力をふるうことになりました。


『浄土』の編集者として約25年。ここにきて編集長に抜擢され、大きな舵取りが求められました。

紙媒体での編集に心血を注いできたため、Webメディアに対してはあまり得意ではなく、SNSも「これから!」って感じです。それでも、

座して死を待つよりは、出でて活路を見出さん

と、会員減少を食い止めるため、WEB「じょーど」を立ち上げる決意をしました。

ただ編集者として酸いも甘いも知っているため、理想的な企画が出ても、実際にそれを作り上げるまでの過酷さを知っています。私が話を聞く中でも終始「手探り・模索」という印象を受けました。


WEB版「じょーど」は未完成でいきたい


今、WEB版「じょーど」に関わる全員が手探り状態です。ひとまずTwitterやnoteが走り出しました。しかし、ゴールは全く見えません。今、世間から・僧侶から何が求めらているのか。弱った法然上人鑽仰会で何が出来るのか。

現代社会では超宗派での活動が大いに盛り上がっています。釈迦の生き方、仏教の智慧による苦への向き合い方。それに対して今私たちは「法然上人に帰る」「念仏に生きる」ことの意味を自信を持って社会に提示できますでしょうか。

浄土宗僧侶は誰しも”くすぶる想いや葛藤”を持っているはずです。


WEB版「じょーど」は、そんな青臭い理想蓋をしたい苦悩などリアルな現場の声が出る場所として、そこから一人一人の活動に繋がってほしいと思っております。


走り出した法然上人鑽仰会と編集長

未完成で不格好かもしれませんが、多くの方が関わって、「じょーど」が大きく育っていくことを願っております。おそらく編集部から皆様にご意見を求めることがありますので、いや、求めなくてもドンドンご意見くださいませ。何卒、宜しくお願い申し上げます。


次回は「はじめてのズーム会議」をお送りします。

ではまた。共生合掌。

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