meiryotokyo

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最近の記事

日記_001

起床。毎朝のことではあるが、煎餅布団のせいで背中が痛い。彼が出かけるのをぼんやりと見送る。 このまま仕事の時間まで、夢の中へ逆戻りする日もあるが、今日は目が覚めたので洗濯機を回す。 洗剤は専用ポケットではなく洗濯物に直接かける派。 駅前のパン屋で買ったバナナ入りのパンを食べる。 気に入っているが500円近くするので2日間に分けて食べる。 仕事開始。朝の諸々を終え、彼が育てている盆栽に水をやる。枝が伸び生き生きとした葉が天を仰いでいる。 夕方、仕事の調査をお願いしていたインドチ

    • バレンタインデー

      「今日さぁ、ある物件でおじいさんが亡くなってたんだ。 身寄りもなくてね。 正直管理側が後片付けしなくちゃいけないから 厄介だなぁと思ったわけ。」 「うぇへ。 大変だね。孤独死かな。」 「でも続きがあってさ。どうするかなと思ってたら 役所から連絡があって、「おじいさんの貯金が少額見つかったから、持ち物の処分の費用に使えます」って言われてさ。 しかもそこに、たまたま遺品整理業者から飛び込みで営業の電話があって、すごい良心的な値段でやってくれるってトントン拍子で話がついて。

      • 雨の散歩

        雨、降ってるから、行こう。 いつも君は雨が降ると、僕を散歩に誘う。 正直めんどくさいし、 傘をさしていても少しは濡れる。 靴だって汚れる。 君は狩人っぽい名前の長靴を履くんだから良いよなぁ。 なにより傘をさした2人が、 並列で歩くことはとても難しい。 ただでさえ声が小さくて早口な君だから、 雨音の中を話しながら歩くのは至難の技だ。 君は、雨が降っていたって構わずに 話し続けるんだから。 僕の返事を待たずに君は 玄関で長靴を履き、 天気予報を一切信用しない僕が買い溜めた

        • 恋したくない夏

          友達以上ナントカ未満とか、 すぐ会わなくなるセフレとか、 そうゆうもんじゃなく友達として 関係を継続したかった相手に、 愛の告白をされてしまったとき、 私は友達のつもりだったのに なんで関係を崩すのかと 問い詰めたくなるし、 普通に生きているだけなのになぜ 自分が悩まなくてはいけないのかと 怒り出したくなる。 でも本当は、好意を持たれて気付いていない ワケがない。 鈍感なふりをして、その相手と 間もなく訪れるであろう友情の終焉を 先延ばしにしていただけ。 以前デートして

          落ち込んだ時どうするのが良いか

          仕事でミスをして、 心臓の質量が100倍ほどになり 寝ても覚めても重苦しく感じた経験をしたので、 こういう時の自分に対しての考察と対処法を記録しておく。 こういうとき、再発防止とか能力向上の為に すぐに動き出せたら良いのだが、 意外とそうはいかない。 手は震え心臓はドキドキして、 全ての工程で慎重になり 仕事をこなす速度はめちゃめちゃ遅くなる。 何かあれば自分のせいなのではと ドキドキする。 夜は眠れないし、 食べてはいけない気がする。 ベッドの上から一歩も動き出せ

          落ち込んだ時どうするのが良いか

          エロじじぃを偲ぶ時

          亡くなってしまった知り合いや友達を、 ふとした瞬間になんとなく思い出して忍ぶことは、素敵なことだと思う。 思い出すまで気付かなくて、薄情だったなとか、 自分を責めるようなことは 一切しなくていいと思う。 自分の中にその人がいて、 一緒に生きているから、 だからこそ、 たまにしか思い出さないのだと思う。 思い出さなくなればなるほど、 その人は、自分と一緒になってるんだと思う。 その人は、先生と呼ばれてた。 わたしにとっては酔っ払いのエロじじぃで、 隙さえあれば触ってこよ

          エロじじぃを偲ぶ時

          湖で喧嘩した話

          その時よく会っていた彼とは腐れ縁というか、 街中でばったり鉢合わせたり、 何年も何年も会っていなかったのに いきなり会う時期があったりした。 そういう期間は、 無理やりにでも会うんだけど、 会わなくなる時は糸が切れたように ぱったりと会わなくなった。 その日は、ピクニックへ行った。 めずらしく前々から計画して。 彼の家で、サンドイッチを作って、 小さなテントを車に積んで。 彼は自分の集中できるもの以外は 何も手につかない人だった。 教習所に通う期間が長すぎるという理由で

          湖で喧嘩した話

          世話になった人

          今日は日曜日らしい日曜日だった。 欲しいノートパソコンのスペックと購入サイトを決めた。ようやく。 大きな買い物なので半年も躊躇していた。 注文したら、欠品中ですと連絡が来た。 なかなかうまくいかないね。 眠れない。 身体のリズムは簡単に崩れる。 コロナのニュースを見るのをやめてからしばらく経っていて、 もう今の生活にも慣れてしまったので、 緊急事態宣言終わるとか終わらないとかもあまり注目していなかった。 こういうなかで、 お世話になった人とか、 お世話になってない人

          世話になった人

          言葉の重さの話

          最近よく目にするけれど、「コロナ禍」という言葉の読み方が分からない。 横着だから調べもしない。 勝手に「コロナうず」と読んでいて、 コロナのせいで何もかも上手くいかなくなった人たちが、 鳴門海峡で見るような大きな渦に、 苦しい顔のまま飲み込まれていくところを想像している。 本当にそういう状況だから、しゃれにならない。 だから、渦に巻き込まれていく人は、 あくまでもポップに、いらすとやで見かけるサラリーマンで。 通勤がなくても、今まで起きていた時間に起きようとするのだけれ

          言葉の重さの話

          夏の夜に爆走した話

          昼間は暑いんだけれど、気持ち良い風が吹く夜は過ごしやすい。 夏の夜はとても好き。清少納言に同意。 自由で、誰にも見られていなくて、寛大で、 なんでも出来るような気さえする。 ふりかえれば夏の夜は、大切にしている思い出が多い。 ものの輪郭がはっきりするから、 記憶に残りやすいのか。 極度の寒がりな私が、夏にはわりと活動するからなのかもしれない。 何年か前の夏、真夜中。 あいつが自転車で会いに来た。 どこに行くアテもなかったけれど、 私を自転車の後ろに乗せて、彼は走り出す。

          夏の夜に爆走した話

          20200511_Mon

          たまたま色々な状況が重なって、今年から個人事業主になった。 フリーランスという言葉は、 あまりにもむず痒いので、使わないようにしている。 仕事先との契約の関係で、そうなっただけで、 パソコンも父親の好みに影響されて、ずっとMacを使っているけれど、次は絶対Windowsにしようと思ってるし。 自己啓発本も読んでないし瞑想もしないし意識もめっちゃ低い。 たぶん、コロナのせいで業績が予算がと言われ、来年の予算編成に伴って、切られるんだろうなと思う。 お尻に火がつかないと動き出

          20200511_Mon

          20200510_Sun

          姪と遊んだ。 顔噛まれたりでヨダレまみれ。濃厚接触上等。 この子が幸せに生きていけるように日々願う。 いろんな遊びをするのだが、 先日、水中ゴーグルを着けて、自分に霧吹きを吹きかけて倒れるという流れを何度か見せたら大泣きされたので、オーバーな動きは自粛している。 ネットで購入したAirPodsProが届く。 ノイズキャンセラーの凄まじさに驚いた。 家電メーカー勤務育休中の姉にノイズキャンセラーの仕組みを教えてもらった。感動。 親の意向で姪のテレビ解禁は3歳からと 決められ

          20200510_Sun