Eelift 1st Singleの3曲ぜんぶ語っちゃう
こんにちは Eeliftの萌鈴です お久しぶりです。
ドグマグの1st Singleが少し先に公開されたのでどちらの萌鈴がいつもの萌鈴か忘れてしまいました、今のところはちょっとノリノリな気分です!
早速ですが、サブスクで先行配信された1st Single 「ティーンエイジャー」、めっちゃいいですね…もう聴きました??
今回のnoteではアルバムの1曲目から順に、私からのコメントを書いていこうかと思います。
1.待ち合わせ
「遅くなってごめん。」
この言葉が何よりも似合う曲になりました。かなり短いインスト曲ですが、皆さんそれぞれ色んな情景を思い浮かべて頂ければと思います。環境音との融合も、なんだかノスタルジックです。
途中少しだけ織り交ぜたピアノの旋律は、地域によって違うかと思いますが、夕方になると街に鳴るチャイムの曲……そうアレです。ドヴォルザーク作曲「新世界より」第二楽章。日本では「家路」(遠き山に日は落ちて)の名で親しまれていますね。
本日20時に公開する「ティーンエイジャー」のMVを観て頂くと、また違った側面で聴くことができるかもしれません。題名ごと噛み締めてみてください。
2.ティーンエイジャー
歌詞のモデルは自分だと言わざるを得ないでしょう。
もう死のうか、こんなに誰の目にも留まらないなら相当自分には力が足りないんだろう、と落ち込むばかりの日々を過ごした10代。それが私の青春であり、煌めきであり、胸に食い込んだ絶望です。
負け続けの人生で、それでも自分の特別性を信じてしまっている。いや、もう後に戻れないだけだ。ダサくて惨めで平凡なまま、終わらせられる訳ないだろう。そんな葛藤と焦りと怒りを常に抱えながら、私は歳を重ねました。
「特別になれないからと"普遍"を目指しても、何故か誰とも歩幅が合わない。皆が個性と呼んでくれているこれは、ただ私のチューニング機能がぶっ壊れているだけではないのか?」
これが、iPhoneのメモに残されていた、高校2年生の私が書き残した文です。
まあ今思うと、そんなネガティブが無ければ、青みが無ければ、私の音楽に炎は宿らなかったと確信できるのです。
死なないだけで偉いんです、ティーンエイジャーという存在は。どれだけ間違いを重ねても、生きてさえいれば次の機会がある。負った傷も大体は塞がる。
とりあえずご飯を食べて寝ましょう。迷える10代には特に糖質と睡眠が足りていません。
3.STAR SHIP
ティーンエイジャーが現実に立ち向かう曲だとしたら、この曲は現実から脱出する曲です。
現実逃避、とも言い換えることが出来るのでしょうが、どちらかというと「現実を踏まえた上で新しい境地へと踏み出す」という解釈をして頂ければ、旅立った宇宙船のクルー達も報われるでしょう。
空の色は?と聞かれたら、皆さんは何色が思い浮かびますか?青、あるいはオレンジ、ピンク、etc...
しかし地球を飛び出してしまえば、空の色なんて真っ黒のみ。ずっと闇夜でしかないのです。その中で輝く惑星、銀河、それらを求めて、例え真っ暗闇の中だとしても飛び出す覚悟。
自分を取り巻く環境をがらりと変える。今居る窮屈な場所から脱出する。それはただの逃げではなく、確実に勇気ある決断であることを証明するべく、この曲を作りました。
辛かったら飛び出していい。居心地の悪いコミュニティを抜け出して独りを選ぶことは間違いじゃない。そしていつか、同じように辛い目に合っている同胞を見かけたら手を差し伸べられたらもっといい。
そんな、生きる道標になればいいなと思います。
おわり
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。改めて、1st Singleをタワーレコードさんから発売できることや、素敵なMVをお届けできることはすべて皆さんの応援とご協力があってこそのことです。
実はサブスクよりCDの方が音質がいいので、そっち方向にマニアックな方はCDから取り込んで視聴してみてくださいね。
何より、今回イラストとMVを担当して頂いた塚野 葛 様の素敵なジャケットをお部屋に飾ることができますので、是非MVまでご覧になられたあとはCDの発売をお楽しみに。
…わーい!言いたいことは全部言いました!あとはもうなんも言うことないので最近の萌鈴情報をお届けします。
カクテルの方のブルドッグにハマりました。ハタチってさいこー!!!!
以上です
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