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知らないと嫌いは近い

適応障害になって、たくさん勉強になったことがあります。
それは…
知らないことは、嫌いという感情に非常に近いなと思ったことです。

適応障害になった時、なってしまった自分が嫌いでした。
また、周りの人達もなってしまった私を嫌っていることも分かりました。
私自身も、なる前は精神疾患を患って休んでいる人を色眼鏡で見ていました。

コロナウイルスだってそう。
ワクチンだってそう。
上司の仕事や未知の領域だってそうかもしれない。

だから、何か新しいことに挑戦しようとしている人を否定的に見て、ほらな!って言うのかもしれない。
それが人間が本来持っている、防衛本能なのかもしれませんね。

でも、これってよく考えたら、
人間にとって進化を止めてしまうことになるし、何も始まらないなと思っています。

知らない病気になってしまった人
妊娠した人
新しい場所やポジションになった人

広く見たら誰か経験したことがあるかもしれないけれど、
当の本人からしたら、未知で新しいことに挑戦している状態ですよね。
それを批判的にみて、ほらな!って責めるのはめちゃくちゃ簡単で、めちゃくちゃズルいことだと思うんですよね。

挑戦するレベルが高ければ高いほど可能性は低くなるし、失敗は必ずする。
それを批判的に見ている人間の方が、実は弱い人間なのかもしれません。

だから、自分にはないものを持っている人
自分が経験したことのないものを持っている人
の方が価値がある。
適応障害って、そんなことの1つではないでしょうか。

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