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【エッセイ】期待しないってどういうこと?

初めまして芽生です。普段は詩を投稿しています。

今日は、メンタルヘルスなどでよく聞く「期待をしないこと」について書いていきたいと思います。

期待をしないで生きていくというのは、人に、未来に諦めや絶望をすることではありません。

期待をしないというのは、
今の自分を信頼することです。

今目の前にある物事を淡々と進めていく。

その先のことや、それにまつわることを変に妄想して大きくしない。

私たちが生きているのは、いつも「今」だけです。

よく友達が、「期待しても良いことなんてないもんね」と話しているのを聞いて、私は少し悲しい気持ちになっていました。
諦めているような、納得していない声色が私には腑に落ちなかったのです。

私もこれまでに、自分や物事に期待して、思ったようにいかない時はとても落ち込みました。それでも諦めの悪い私は、一日の中でできること、続けていきたいことをやっていく中で、今の自分を信頼していると変に何かを期待しなくなることがわかってきました。

なぜって、期待していることを「今」やっているからです。

例えば、将来お花屋さんになりたいからお花に関することを勉強する。お花屋さんでバイトをする。これらは言うまでもなく「お花屋さん」になるために今必要なことですよね。

もしくは将来やりたいことと、今は全く別のことをしていたとしても、それも必ず将来やりたいことに繋がっています。全く関係のないことなんてありません。思い返してください。あなたが今の仕事をしている上で、過去の経験が何一つ役立っていないなんてないですよね。

だから、安心して今の自分を信じる。

それが私たちにできる自分への優しさです。
愛情です。

期待をしないという言葉は、信頼しているという意味にも捉えられるなら、この世界はやっぱりあたたかく一瞬に愛が溢れていると思います。

あなたの今も、色濃く美しいです。
私とは違う色だから、認識し合える幸せがあります。


最後までありがとうございます。
またお会いしましょう💐


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