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詩集

43
詩をまとめています💐自分が愛しくなる気持ちへ。
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2023年2月の記事一覧

拝啓 才能のないあなたへ

拝啓 才能のないあなたへ 私は友達みんなの才能を言い当てることができる。なんならあったこ…

詩川芽生
1年前
12

【詩】‪✕

バツをつけられて返ってくる答案用紙を眺めて、自分の人格すらも否定された気分になった。 た…

詩川芽生
1年前
21

【詩】夜に流れつく故郷のにおい

大気が薄くオレンジ色になって 月が顔を出すとき 私たちは公のマスクを外して誰にも邪魔されな…

詩川芽生
1年前
12

【詩】希望は空にはなくて

自分を強く信じている。 自分の可能性を信じている。 私が強く願うことは全て叶えることがで…

詩川芽生
1年前
19

【詩】水色 新世界

やわらかく何かに似ている感情 赤子が母親を見つけたときのような喜び 道筋があなたを歓迎し…

詩川芽生
1年前
9

【詩】優しい気持ち

優しい気持ち 草木のみずみずしさ 優しい気持ち 頬を擦り寄せてくる子猫 優しい気持ち あな…

詩川芽生
1年前
26

【詩】さようなら、私はここに

優しいあなたは過去の自分さえも置いて歩くことができない。ずっと独り占めしていたい自分が、もう行くよと言ってさよならを言う時、それは恐れることではなく浄化という自然な道筋。 何もかも新しい手荷物で、もう少女とは呼び難い表情。あなたは歩いていく。 人を知り自分を知りゆく日々の中に、生まれ持った純粋さは廃ることなく煌めいている。 「私ずっとこわかったの」 そう言った彼女は、過去を武器にして不安など一切ない声色で歌った。 あなたが自由になることを許したとき、周囲もまた自分を

【詩】例えミサイルが飛んできても守りたい

「例えミサイルが飛んできても守りたい」と言った君の真っ直ぐな愛情に、私はこの世で一番綺麗…

詩川芽生
1年前
6

【詩】微笑みは人形のよう

柿の木は枯れて、瞬間は春に向かう。 私はただ、瞼をキラキラ光らせて今日を生きる。 友達と…

詩川芽生
1年前
8

【詩】私たちは道具として生きていかない

どうかみんなに届きますようにと書いたささやき。祈りは神頼みでしかないと言い放った、あなた…

詩川芽生
1年前
8

【詩】○

先端に潜むのは鋭さではなく華麗さ。 彼女のハイヒールの足取りを一直線に追って進む先には無…

詩川芽生
1年前
10

【詩】海のインクルージョン

私たちはいつも煌めきをもって反射している。「ありがとう」と「優しさ」が先行する世界。 あ…

詩川芽生
1年前
12

【詩】歌姫

どうやってつくったか分からない 不思議なキラキラの中で歌ってる スポットライトがあたって…

詩川芽生
1年前
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【詩】触れ合えないなら 触れにいくよ

人は嘘をつく 弱音を吐く その中に答えはない 自分の中だけにある核となる部分 その為にある罠 その為にある破壊 その為にある創造 全て一直線で繋がっている ふたりが出会うときにも 全て一直線で繋がっている 深く考えすぎないこと 自分がそうしたいと思ったことを創造する力 深く考えすぎないこと 触れさせてもらえないなら 触れに行けばいい 辞めさせてもらえないなら 辞めると伝えればいい 行動と心理を直結しすぎないこと 直結する程にこわくなっていくから 何も考え