「同居をしたい」と言われたら、親の気持ちをどんな角度で考えるか?
相手から出てくる言葉は、あなたが言わせている言葉。
相手は鏡です。
あなたが相手を「苦手」だと思って接しているのなら、相手からも「私のことを苦手と思ってそう」という言葉が返ってきます。
相手を「好き」と思って接しているのならば、相手からも「私のこと好きでいてくれるんだな」と思う言葉が返ってきます。
もちろん、そうじゃないという意見もあると思いますが、誰かのせいにするよりも自分でなんとかできると考えたほうが苦しさが格段に変わります。
今回は「同居」についてのご相談。
「同居」という言葉はネガティブもポジティブも両方あるでしょう。東洋思想では物事の善悪はどちらも不要ではなく、必然。この言葉をどう感じるかはあなたの心の状態次第なのです。
同居をしなければよかった、と思うほどに、Yさんの場合は「小さなストレス」が凝り固まってきています。
何かがイヤ!
義両親が嫌い!
と言うのではなく、「帰ってきてみられるのがいや」と言うプチストレスがちり積もって、大きな大きなストレスになっている。
そうなると、この大きなストレスはあなたの小さなストレスの原因を隠してしまいます。
だから「義両親がイヤ」「同居がイヤ」と言う感情になってしまいます。
そこじゃない。
ここでもあなたがどう感じるかがこれから大事。
もう監視されていると、思ってしまうのがイヤならば、同居解消か離婚、別居。
それがイヤなら我慢するか腹を割って話す。
解決策はとてもシンプルです。
あなたがイヤなのはどこか?
それを見つけていきましょう。
さて、そもそもの前にどうして「同居をしたいと思う親」が一定数いるのか?
国土交通省の調査では、65歳以上の男性30%が親と同居している。と回答。
同居をしたい理由としては、
「経済的な理由」がダントツ1位。
この同居に関して「土地があるから」と言う方の割合が多いです。
わざわざ新しい土地を探して同居しよう、と言う割合は非常に少なく、先祖代々守ってきた土地だから、とか、土地があるんだから、ここに家を建てたら土地代は安いよ、と言うような理由。
ここは実は土地だけではなく、ご両親の気持ちがグッと隠されています。
先祖代々守ってきた土地、自分達はこの土地をいいものとして住んできた、そこにあなたたちが「いい」と思って住んでくれたら、私たちの心もグッと満たされるわ。
と言うもの。
私がいいと思うものをあなたも共感してくれたらすごく嬉しいの。
そう言う気持ちです。
同居とか、しがらみとか、介護とか、経済的な理由とか、いろんな理由を並べ立てると見えなくなってしまうけれども、私がいいと思うものをあなたも共感してくれたらすごく嬉しいの。
それだけ^^
人を変えるのは難しいです。
でもあなたが変わると、周りは変わる。
人のせいにするのは楽だけれども、解決策を見出して自分の気持ちを幸せに感じられる方向に持っていきたいのならば、大きく渦巻く理由をかき分けて、奥底にある気持ちを見てみるのはいかがでしょうか^^
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