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いぼ痔の手術をしてきた話 part2「入院」

今回は主に入院についてのお話


入院前日

検査食パッケージ

入院時にいぼ痔の手術と
大腸内視鏡も併せてやってもらえるとのことなので
前日の3食は消化に良いものを食べて
下剤を飲んで下ごしらえすることに。

「自分でお粥的なものを自炊するか
検査食をクリニックで購入するか選んでください」と言われたので
コンビニユーザーの私は迷わず検査食を選択しました。
こっちの方がなんか楽しそうだし。

内容は銀色のパウチに入ったお粥とおかずでした。
軽くチンして食す。まずくはない
けど毎日これだと言われたら少しげんなりするかもしれない、というお味。
ここから私の非日常がスタートするのでややテンション高めです。
日記を元に可能な限り詳細に書いていきます

下剤

21:40
夕食後、処方された下剤をコップに滴下し飲む。
どれくらいお腹ゴロゴロするんだろう。わくわく。

23:05
お腹がすいた。もうすでに甘いものが食べたいけど検査のために我慢。

1:40
第1陣の訪れ
コーラックとかより優しめな便意。お腹痛いほどではない。
流石に寝るべきなので就寝

6:00
下痢の便意で一旦起きる。二度寝


入院当日day1

8: 15
起床
術前の体重64.4kg
前日までにうきうき遠足気分でパッキングしていたのですぐ出発する
ねこに別れを伝え、夫に車で送ってもらう

9:30
病院到着
受付後、尿検査、レントゲン、心電図を採る
病室に案内され、荷物を降ろす

快適なお部屋

お部屋についての詳細や
持ってきて良かったアイテムなどは別記事にまとめます。


到着早々衝撃イベント発生

部屋についてまもなく
美人な看護師さんに
けつ毛を剃られました。。
まだ会ったばかりなのに。。

入院セット

写真左上にあるのがバリカンヘッドです
「お尻の毛は生えていますか?
生えているなら術前に剃りますね」
と問われたので正直に「生えています」と申告しました。
ここでもじもじしていても余計にダサいぜ!と思い、
ハキハキとお願いするよう心がけました。だから何だと言うのだ。
ベッドの上でヤムチャの姿勢をとり、下履きをずり下げ
看護師さんにけつ毛を処してもらいました。

もう私に恥ずかしいことなどない。


無限下剤編

前日とは違う下剤でさらに腸の中を空っぽにします

大量の液体

とにかく一気飲みしてもダメで、時間かけすぎてもダメだそうで
1Lある下剤をコップ1杯につき10分かけて飲め
下痢をするのでお水も適宜飲め、500ml全部飲み干せ
1時間半遅くても2時間までには飲み干せ、と通達され
こんな沢山の液体飲めないよう、ってなりながら
ひたすら時計と睨めっこしながら飲みます。

下剤はしょっぱめのリンゴジュースみたいな味なんだけど
後味が最悪で、吐き気する時の唾液のような風味で結構苦行。

しばらくお世話になる点滴くん

脱水にならないように点滴を刺され
点滴をコロコロ転がしながら何度もトイレを往復し、
ひたすら液体を飲む。

飲んだ時間と便がでた回数を記録します。
「4回くらい水状便が出たら、流さずに
トイレでナースコールしてください
確認に参りますので」

まだ恥ずかしいことありました。

12:50
本当に5回目にはシャバシャバのお水が出てきました。
人体の不思議。
下痢が落ち着いてきたので、検査の順番が呼ばれるまでうとうと仮眠をとる

大腸検査

16:10
検査室に連れて行かれる
眠くなる点滴をされたらしいけど、
夜型の私からしたらすでに時差ボケでぼんわりしているので
特段変な感じはしなかった。
目も見えるし意識もある。

小腸の手前まで診たらしい。
圧迫感や痛みは全くなく本当にそんな奥の内蔵まで触られたのか、
といった感じ。人間の感覚は当てにならない。
下剤を飲み干す工程が苦行だっただけにあっけない感じだ。

体感で言えば胃カメラの方がゲップも出るし
鼻水もよだれも垂らすわで体力を使う感じだった。
これから大腸内視鏡に挑戦する人は安心して挑んでほしい。
しんどさのピークは無限下剤編で、検査自体はへっちゃらです。

17:05
病室に戻ると、検査結果をプリントアウトして持ってきてくれた。
えらい早い。
大腸の中は異常なし。
肛門にポリープがあることを除けば。

一安心ですね。
腸内で異常が見つかった場合、いぼ痔手術と同時に処置はできないので
いぼ痔回復後、大腸の手術に臨むということだったから
その心配は無くなったから本当に良かった。

今日の工程は以上で明日手術の予定。
せっかく腸を空っぽにしたので、
「今日このまま絶食するか
晩御飯希望されるなら明日浣腸が必要です」 と言われ、
お腹ぺこぺこだけど浣腸は嫌なので
明日まで絶食することにしました。

帰りを待つねこ

夫に頼んでねこの写真を送ってもらう


day2手術当日

6:45
検温
まだ眠い。朝ごはんも無しだしpcで動画を見て気を紛らわせるしかない。

11:00
ここから水分摂取も禁じられる。
点滴されてるから身体的には大丈夫なんだろうけど
2日間も絶食したことないからファントム食欲に苛まれる。つらい。
起きてても仕方がないのでお昼寝する

16:20
エコノミー症予防のための着圧ソックスを履かされて手術室へ
手術台にうつ伏せで乗り腰痛麻酔を打たれる
普通の注射くらいのチクっとだった。もっと痛いものかと思ってた。
上半身の意識はあり、だんだん下半身がポカポカしてくる
時折ぐいぐい押される感じはあるものの、痛みは全くない。
時折チョキチョキ聞こえる。
あっという間に縫合も終わり、最後に取ったものを見せてもらった。
小さくカットしたマルチョウ3切れって感じだった。
サラダ豆サイズが1つとひよこ豆サイズが2つ、白いヨボヨボしたまる。

さようならポンデリング。

おしっこの管

下半身が動かないのでストレッチャーで病室に戻る。
術後3時間は水分をとることが許されず、3時間後から寝返りが打てるらしい。
痛み止めの点滴が効いているのか患部は全く痛くない。
明日の朝まで寝たきりで過ごすので尿カテーテルを入れられる

もう 恥ずかしいことビンゴコンプリートしてます。

17:35
手術結果のプリントをもらう
3箇所切ったよ、と言うことらしい。良かった良かった。

なんぞよくわからん

19:48
やっとお水が飲めるようになった。ストローでそーっと飲む。
結局今日もまるまる絶食。これはどっさり痩せるのではと期待。

day3術後のケア

5:50
おしっこの管を外しにきてくれた。
自動でおしっこ出ますからねとは言われてたけど
寝たきりだったので排尿していたのかどうか実感がない。
人体とは曖昧なものだなあ。

中央にあるのがZパッド

術後につけていたふんどしからフィットパンツに履き替える
患部から滲出液が絶え間なく出るのでZパッドを常に清潔なものに変える。
ポケットティッシュくらいのサイズとふわふわ感で、なんとも頼りない。
生理パッドと違ってシールがついていないのでずれたり漏れたりする。
患部を風通しよく保つためには仕方がないらしい。

心臓が上にあると傷が浮腫むのでなるべく横になってたほうが良いらしい。
ぐでぐで過ごすのは得意です。任せてほしい。

傷の腫れと残便感は似ているので、無理に長時間ふん張らないように。

8:00
待ちに待った入院中初の食事
ここからだんだんと回復食になっていく

次の記事では
病院食について記録します
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