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いぼ痔の手術をしてきた話 part4「痛みについて」

今回は予後についてのおはなし

これはあくまでわたしの経過と感覚ですので
おしりの病状や痛みの耐性によって感じ方も違うでしょう。
何か心配事がある方は、なる早で肛門科受診する事をおすすめします。
本当に。


痛みレベルについて

術後、チェックシートで記録をつけるように言われます。
0が無痛
10が常時泣いちゃうくらいつらい状態

かわいそうだけどなんかおもろい

手術直後、寝たきりから起きた状態は
痛み止めと抗生物質の点滴を交互にうたれていたので
痛みレベル1でした
本当に切ったんですかといった具合。医療ってすごい。

夫が描いてくれたレベル20
独特な作風

排便について注意点

3箇所切って縫っているので、どうしても最初は傷が腫れていて
それが残便感にとても似ているそうです。
嘘の便意を間に受けて長いこと便座で気張ると、傷がより腫れて
最悪出血が増えてしまうので
・これからは排便を短時間に
・患部を擦りすぎないよう済ませる
という指導を受けました。


風呂に入れ

術後歩けるようになったらとにかく入浴するように勧められます。
毎朝6:00頃 起床即検温の後、お風呂に案内されます。
スポーツジムにあるみたいなサイズのバスルームが並んでいて
自宅のユニットバスより広くて綺麗で快適。

患部を清潔に保つためと傷のむくみを和らげて痛みを引かせるため
1日2〜3回湯船につかるように と言われます。
排便後ちょっと痛いかも、っていう時も湯船につかったら本当に少し楽になりました。これからはお風呂入ります。


痛みが引いていく予定

痛みの推移

退院時には痛みレベル0ではないですよと言う警告を受ける。
それはそうか。縫い目は1週間では塞がらないですよね。

加えて、傷口を便が度々通りながら治していくので
表面の怪我と違ってカサブタを作れない為
普段想定している治りより時間がかかります、とのこと。

わたしは入院中、術後〜退院時通して安静時の痛みは概ねレベル1でした。
(例えるならまあまあ辛いものを食べた次の日くらい)

通常食が始まって、排便した時は瞬間最大風速レベル3
(例えるなら自転車でコケてできた傷をグッてなぞる感じ)だったけど
ベッドに戻って編み物したり動画見てたりしたら
5分くらいでレベル1まで引いていきました。
集中していたら痛み自体は忘れられる程度。


浸出液というヤツ

痛みは想定よりも優しいもので安心したのですが
もっと煩わしい存在がありました。

浸出液 シンシュツエキ

傷を治すための体液が常にじわじわ出てきて 
おしりに敷いているパッドがふかふかとしていて度々ズレるので
パンツを汚したりシーツについちゃったりするのです。
(例えるならピンクグレープフルーツジュースくらいの色の液体)
(量でいうと1時間に大体ガムシロ2ポーションくらい出てくる)

シーツ汚しても誰にも怒られないけど、ちょっと罪悪感湧くんだよなあ。

このイラストはリアルでよくできている

Zパッドが頼りないので
看護師さんに生理用品の夜用やおりものシートで代用してはいけないのかと聞いてみた
「生理用のものは主に血液を受け止めるために設計されていて
今回のような液体は吸収しにくいんですよね。
出てくる量が減ってくればそういったものでも良いかもしれません」
という回答でした。
患部を圧迫したり擦ったりしないようにあえてふかふか仕様らしい。
パンツのことは諦めるしかない。


退院後の痛み

本当に思っていたより痛くないので特段言うこともないです。
湯船に入ったあと、まじまじと鏡で患部を見てみたのですが
きっちりと縫い目が3本走ってました。シンプルにグロい。
グロい見た目の割に、鎮痛剤飲まなくなった以降もほぼ痛くないから不思議。

手術から1週間後、縫合糸が溶けてくるころに
ブツりといってしまうと大量出血の可能性があったらしいのですが
現在2週間経過して、無事腫れも浸出液も減少した感じがする。

整腸剤を飲んで便をゆるくコントロールする日々は1ヶ月ほど続きます。
1ヶ月は激しい運動やアルコールは避けた方がいいらしい
しばらくは仕事をセーブしながら遠出をせず、
ゆるゆると年末年始を過ごすことにします。


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