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台湾人800人に聞いた!「日本人に絶対行ってほしい台湾スポット」ランキング8選

こんにちは!「美麗(メイリー)!台湾」スタッフのMahaです。

㈱ジーリーメディアグループが運営する訪日観光メディア「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」にて、日本好き台湾人にアンケートを行いました!

台湾人からの回答数はなんと800件以上!
今回は台湾人が選ぶ『日本人にオススメしたい台湾スポット』の上位8ヶ所をご紹介。
中には「行かないと絶対後悔します!」というコメントも。オススメしてくれた台湾人の方からのメッセージも合わせて共有していきます!


▌日本人にオススメしたい台湾スポットランキング

8位 宜蘭・礁溪溫泉

(しょうけいおんせん/ジャオシーウェンチュエン)
アクセス・地図

宜蘭県はマグマをもった断層地帯の上にあり、その地質の特殊性から各所に温泉が噴き出しています。なかでも、礁渓温泉の名は早くから知られていました。台湾では数少ない平地にある温泉です。(略)
温泉はアルカリ性で、無色透明です。水質に酸化カリウムや硝酸ナトリウム、重炭酸カリウム、ホウ酸など豊富な有機物質や鉱物質を含んでいます。

政府観光局「礁渓温泉」

台湾人からも「台湾の温泉の中でも温泉の質が良い!」「日本の温泉も大好きだけど、礁溪溫泉は日本に負けないくらい素晴らしい!」と人気の温泉地。

筆者も以前に行ったことがありますが、天然の炭酸水素ナトリウム泉で、入浴後の皮膚はビックリするほどすべすべになり、まったくべたつかず驚きました。しばらく肌の調子が良かったので、礁渓に住んで毎日温泉に入りたい!と思ったほど。
最近では、礁渓郷の農協が「温泉野菜」「温泉鉱水」「温泉養殖」など温泉をさまざまな用途に応用し、農村経済の活性化や観光事業の発展を促進するほどまで注目されています。
この一帯には、足湯やドクターフィッシュの体験ができる場所、宿もたくさんあり、台北からのアクセスも良いので季節問わず人気のスポットとなっています。『台湾で良質な温泉に浸かって、日頃の疲れを癒したい♪』という方にぴったりの観光地ですね。


7位 台中・高美濕地

(こうめいしっち/ガオメイシーディ)
アクセス・地図

高美濕地 (撮影:Narvik)

『アジアのウユニ塩湖』と言われるほど美しい絶景スポット。
台湾人からも「水面に反射した夕日の景色が幻想的できれい!」「ロマンチックな写真が撮れる!」と大人気。

実は、清朝の時代には台中ではなく、彰化県・志中で「高密(ガオミー)」と呼ばれていました。その後、日本統治時代に「高美(ガオメイ)」と改名され今に至ります。
面積は小さいながらも、地形は7種類に分類され、豊富で複雑な湿地生態が形成されています。まだ人の手がそれほど及んでいないこともあり、天然資源に富み、国内でもめずらしいカリやカモなどの渡り鳥の密集した繁殖地としても知られています。

日本時代からの海水浴場、1967年に設立された高美灯台、近年開通したサイクリングロードなどもあり、少し足を伸ばしてでも行く価値のあるスポットであると感じます。
ベストシーズンは3~10月。「日没時間・天気・風の強さ・干潮時間」をチェックして行くことをオススメします。タオルとビーチサンダルも忘れずに!


6位 基隆・基隆廟口夜市

(きーるんみょうこうよいち/ジーロンミャオコウイェシー)
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基隆廟口夜市

基隆で古くから信仰を集め続けてきた廟の周囲に広がる夜市。
「台湾の美食はここにあり!」「美味しいものだけでなく、文化や自然に触れ合える場所」と言われるほど、新鮮な海産物を使用したグルメ屋台が並び、台湾屈指の美食夜市として知られています。

台北から車で約40分、バスや電車で約50分で行くことができるので、夕方に台北を出発しても十分に夜市を堪能できます。

そして廟口夜市に来たら必ず食べてほしいのが「天婦羅(ティエンプラ)」。日本でいう「さつま揚げ(練り物)」をカラッと揚げた食べ物で、廟口夜市の名物にもなっています。ひとくちサイズで食べやすく、食べ出すと止まらないほど美味しくクセになる味。
他にも、揚げパンのサンドウィッチ「營養三明治」など、ここでしか味わえない基隆グルメを堪能してみてくださいね♪
爽やかな風が吹き抜ける夜の空にズラリと並んだ黄色い提燈も圧巻ですよ。
基隆は「雨の港」と言われるほど雨の日が多いので、行く際は傘も忘れずに!



5位 台南・奇美博物館

(きびはくぶつかん/チーメイボーウーグァン)
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奇美博物館 (撮影:Joy)

食品メーカー・電子部品・合成樹脂などを傘下に持つ「奇美実業」の創業者である許文龍(シュー・ウェンロン)氏が設立した台湾屈指の博物館
館内は、西洋絵画・彫刻、楽器、古兵器、自然史、古文物の5大分野の作品で構成され、どのフロアも圧巻。許氏が集めた1000本以上にのぼるヴァイオリンコレクションがあり、世界の著名なヴァイオリン職人の名作も収蔵されています。

「館内の貴重なコレクションは台湾人にとっても趣深く印象的。」「庭には緑の芝生、彫刻の銅像が並び、まるで西洋にいるかのような建築や風景にうっとりする」と、異世界・異文化を味わえる人気の観光地となっています。

館内のコレクションを見て回るだけでも相当おもしろく、筆者が一番印象に残っているのは、NSO国家交響楽団と奇美博物館のコラボによって行われる「バーチャル演奏」。楽器を持った18人のメンバーが1人1人ディスプレイパネルに映し出され、時間になると一斉に演奏が始まります。人がいないにも関わらず、実際のホールで生演奏を聞いているかのような迫力と臨場感があり、言葉で表現しがたい不思議な感覚を味わいました。

また、音声ガイド(翻訳機付き)もあるので、中国語がわからなくても十分に作品を理解できるよう配慮されています。建築から展示物まで、視覚的に楽しめるものばかりなので、老若男女問わず、魅力をたっぷり感じられる唯一無二の博物館だと感じます。
館内をじっくり味わうには、半日~1日かかるため、ゆとりをもって計画しておいたほうがよさそうですね◎



4位 高雄・駁二藝術特區

(ばくにアートセンター/ボーアーイーシュータァチュウ)
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トランスフォーマーのバンブルビー

今、高雄で若者に最も人気のスポット
「前衛」「実験」「イノベーション」をテーマに、古い倉庫街をリノベーションした複合アートスペース。

「たくさんの展示会やマーケットが開催され、これまで見たことのないようなものに出逢える場所」「美しい高雄の港を鑑賞できる!」と、台湾人だけでなく、海外の人々からも注目を集めているアートスポットです。

東から順に「大義区」「大勇区」「蓬莱区」の3つにわかれ、広い敷地内でたくさんのお店やアート作品などが並んでいます。さまざまなテーマでの展示やフリーマーケットなども開催され、週末はたくさんの人でにぎわいます。すべてを徒歩で回るにはかなり時間がかかるので、レンタサイクルで回るのがベスト◎

高雄流行音樂中心  (撮影:ふみ)

2021年にできた新しい音楽ホール高雄流行音樂中心も徒歩圏内にあり、海の要素を取り入れた美しい建築や、夜の光に照らされた幻想的なライトアップを見ることもできます。
ぜひ、日々生まれ変わる高雄の新しいアートスポットを肌で感じてみてください♪



3位 嘉義・阿里山

(あーりーさん/アーリーシャン)
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阿里山・鉄道

実は「阿里山」とは、山の名前ではなく、嘉義県にある尖崙山、祝山、対高岳山など18の高山から構成されたエリアのことをいいます。最高峰は大塔山で標高2,663m。
日本統治時代に阿里山の良質なタイワンヒノキが注目され、木材を運ぶために森林鉄道が敷設されました。現在、靖国神社の神門や橿原神宮の神門と外拝殿、東大寺大仏殿の垂木など、日本の多くの神社仏閣に阿里山のタイワンヒノキが使われていることからも、「阿里山」の名前を聞いたことのある方は多いかもしれません。

「神木に高山を走る列車…とにかく景色と空気が最高!」「台湾の中で最も綺麗な日出と雲海が見れる場所!」と、台湾人からのコメントにもあるように、「阿里山」といえば、日の出・夕霞・雲海・鉄道・神木の「五大奇観」が有名。中でも特に、赤い列車の走る阿里山森林鉄路は、海抜2500メートルの登山鉄道として多くの観光客に利用されています。

春(3月~4月頃)は山桜、夏(7~9月)は避暑地として、秋(10~12月)は紅葉、冬(1~2月)は雲海と、四季それぞれに阿里山の自然を楽しむことができます。山の天気は安定しないことが多いので、こまめに天気をチェックしつつ、雨具・防寒・日よけ対策なども忘れずに!



2位 南投・日月潭

(にちげつたん/リーユエタン)
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日月潭 (撮影:るる)

日月潭は、台湾3大観光地の1つ。
最大の淡水湖があり、水深23.5m、標高749mのところにある深緑色の湖の美しさは、国内だけでなく、海外の人々からも注目され人気の観光スポットとなっています。

「台湾で一番キレイなサイクリングロードがある!」「湖のある風景が優美で、のんびりした休日を過ごすことができる」「ロープウェイから見る満開の桜は最高!」といったコメントの通り、サイクリング・ロープウェイ・遊覧船といった「水陸空」の旅を楽しむことができます。

日月潭 (撮影:雪英)

ローカル列車「集集線」に乗ってレトロな鉄道旅を体験したり、「九族文化村」の大自然の中で原住民の文化に触れることもでき、日月潭周辺には1日では到底まわりきれないほど、魅力あふれるスポットがたくさんあります。

台湾で有名な「日月潭紅茶」の産地でもあり、海抜600~800メートルで生産される紅茶は、芳醇な香りと甘みが特徴的でとても美味しいので、ぜひお土産に買って帰ることも忘れずに!。



1位 花蓮・太魯閣峡谷

(たろこけいこく/タイルーガァシァグゥ) 
アクセス・地図

太魯閣峡谷 (撮影:Jennifer)

回答者のうち、なんと10人に1人以上がオススメスポットに選んだのは、花蓮県にある「太魯閣峡谷」!

台湾を代表する景勝地として知られる台湾8景の1つ。
国家公園にも指定されている絶景スポットとして、「日本では見られないような唯一無二の絶景!」「行かないと人生損します!」と、国内外問わず多くの人々から評価されています。

太魯閣(タロコ)とは、正式には太魯閣国立公園のこと。行政区画上は花蓮県、台中市、南投県に属し、総面積は9万2000ヘクタールにも及びます。
なんと言っても見どころは、花蓮県を流れる立霧渓が太魯閣の大理石を侵食して形成された圧巻の渓谷。壮大に岩々が連なり、高山、断崖、滝など豊かな自然を感じることができます。

太魯閣峡谷

3,000メートル級の山が侵食された大渓谷には、「長春祠」「燕子口」「九曲」など、見どころスポットがたくさんあります。中でも、日本統治時代に水力発電所建設の資材運搬用に造られた「砂卡礑歩道」を歩く景色は絶景で、美しいエメラルドグリーンに輝く水の流れに目を奪われます。
時間に余裕があれば、渓谷観光のフィナーレに天祥のシンボルである「祥徳寺の天峰塔」にも上ってみてください。きっとこれまで見たことのない感動の絶景に出逢えるはずですよ。

公園内はとても広く、巡り方によっては長時間歩くことになるので、動きやすい服装や靴で行くことをオススメします。また、豪雨や地震の後の一週間は落石の危険があるので、予定が決まったら1週間ほどは天気予報をチェックしておいたほうがよいですね◎


以上、「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」の台湾人ユーザーが選ぶ『日本人にオススメしたい台湾スポット8選』
を紹介しました!
ぜひ、2023年の台湾旅行計画にお役立ていただければ嬉しいです♪

「台湾人800人が選ぶ!日本人に絶対食べてほしい台湾土産 7選」もぜひご覧ください!


記事執筆: 加賀ま波 (Maha)

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