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「go with the flow / 足るを知る」事業推進部 Y・A

その人が大切にしている言葉を知ることで、その人の考え方や生き方に、もっと触れられるかもしれない。「あ、もっと知りたい」そう思う、きっかけになるかもしれない。

そんな想いで始めた、名優で働く人が大切にしている言葉についてインタビューする「a motto(ア モット)」。

第26回は、事業推進部で働くY・Aの a motto です。


(優一)
大切にしている言葉を教えてください。


(Y・A)
今回インタビューしてもらえるってなって、何にしようかなと改めて考えたんですけど。こう、私の中にずっとある言葉ってこれだなというのが、2つあって。

1つ目が「go with the flow」。日本語だと、流れに身を任せるですね。カナダに住む友達が、教えてくれた言葉です。大好きな友人が教えてくれた言葉なので、もう20年以上も大切にしています。

人生の中で、なにかのめぐり合わせとかがあった時に「今だ!」って思ったら、流れに乗ってみる。

自分の直感だったり、不可抗力のめぐり合わせだったり、人との何かだったり、タイミングだったり。いろいろなきっかけがあると思うんですけど。

そういうものに合わせるしかないというか、まぁそういうものかと思って、割と生きているなって思います。

この言葉を知ったことで、動き出すときの活力になったり、その状況を楽しめるようになったんです。他の方のインタビューで、ポジティブに考えるといった話があったと思いますが、それに近いかもしれないって思います。


(優一)
何かの大きな流れが来た時に、これは違うかなと思う事もあるんですか?


(Y・A)
ありますね。やっぱり、心が動かない時もあります。そういう時は、乗らないですね。


(優一)
なるほど。直感的に違うなと思う事もあるんですね。もう一つの言葉は?


(Y・A)
もう一つは「足るを知る」ですね。大学生くらいの時に、なんとなくこの言葉を意識するようになって。

向上心というか、上を目指すことは前提なんですけど。自分の身の丈のものを大事に思ったり、持っているものや周りにあるものを大切にする。不満とか不足とかで、荒んだ心にならないようにしたいなって。

例えば、田園調布に一軒家を立てたいとか、そういう思いもあるじゃないですか(笑)。でも、だからといって「私千葉にしか住めないんだ」とか思ってしまうのは、不幸だと思うんです。

じゃあどこでもいいのかというと、そういう訳ではなくて。自分のできる範囲で、自分が好きで決めたところに住む。

向上心がない訳ではなくて。意味もなく人と比べて、自分はこんなに足りないんだって思うのはやめようって思っています。

今回のインタビューに向けて「足るを知る」の意味合いを、改めて調べてきたんです。

分をわきまえるという言葉が存在しているが、意味は異なっている。分をわきまえるとは、自らの身の程を知りでしゃばった行動を控えるようにすることを意味する。対して足るを知るとは満足することを知るということで、知る事柄が異なっている。

Wikipedia


(優一)
「足るを知る」と「分をわきまえる」は意味が違うんですね。

分をわきまえるは、本当はこうしたいんだけどしかたなく控えるっていう、少しネガティブな感じがしますね。

それに対して足るを知るは、本人が満足するというポジティブなイメージがあります。


(Y・A)
そうですね。言葉も2つ持ってきて、なんだかまとまりがなくてすみません(笑)。


(優一)
「go with the flow」と「足るを知る」。なんだか、繋がりがあるような気がします。

これまでのお話しを聞いていると、Aさんは波が来たら基本的には乗るんだけど、自分の身の丈を超えると思う波には乗らない。波に呑まれてしまうから。

そういうことなのかなと思いました。


(Y・A)
波のイメージは秀逸ですね!めちゃくちゃわかりやすいです。確かに、もしかしたら、私の親が公務員だったので、保守的な面もあるのかもしれません。

自分から行くわけではなく、待っているかも。波も、自然に発生するものですよね。


(優一)
繋がりとか縁とかを大切にするAさんだからこそ、それが自然発生であることが大切なのかもしれませんね。


(書き手:優一)

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