雀魂を始めてみた

バーチャル詰将棋作家の駒井めいです。

最近、ノリと勢いだけで雀魂を始めました。
そう、年末のこのクソ忙しい時期に。
我ながら計画性がNASAすぎて驚きます。

雀魂を始めて三週間くらいが経ちました。
私は麻雀のルールを全く知らない状態から始めました。
私と麻雀の接点は唯一挙げるなら漫画の「咲-Saki-」くらいです。

私、この漫画めっちゃ好きなんです。
麻雀の知識がなくても読めるんですよね。

この記事では、麻雀を全く知らない私が雀魂を始めた感想を書いていきたいと思います。

1.麻雀に対する悪いイメージはなくなった

昔は麻雀に良いイメージはなかったです。
過去にも「麻雀やってみようよ」と誘われたことがありました。
ただ、徹夜でやる羽目になるのが嫌すぎて、これまで断固として覚えてきませんでした。
「麻雀はお金をかけるもの」というイメージがあって、それも本当に嫌でした。
雀荘なんかガラの悪い人がたくさんいるイメージしかないです。
昔から麻雀を愛してきた人には本当に失礼な話ですが、私の中で麻雀は「やべぇ奴がやるもの」という偏見がずっとありました。

今はMリーグだったり、咲-Saki-だったり、VTuberを含むYouTuberが麻雀実況していたり、雀魂だったり、様々な人の活動によって悪いイメージは私の中でほとんどなくなりました。
私が雀魂で麻雀を始めようと思ったのも、そういった環境の変化があります。

2.演出などで楽しさアップ

麻雀自体とは無関係ですが、雀魂では演出で盛り上げてくれるのが良いです。
あとはアバター…ではないですが、アバターみたいにキャラクターを設定できるなど、麻雀とは関係のない楽しみ方がたくさんあります。

無機質なシステムだったら、そもそも麻雀を始めていなかったと思います。
実際に私が雀魂を始めたのも咲コラボがきっかけですし。

3.専門用語が多い

雀魂は初心者に割と親切です。
雀魂でアカウントを作ると、麻雀の基本的なルールを解説するチュートリアルが始まります。
とりあえずゲームを始められる最低限の内容に絞られています。
図を示して説明してくれるのが嬉しいところ。

ただ、仕方のないことではありますが、専門用語が多いと感じました。
「萬子」「筒子」「索子」など聞き慣れない用語が次々と出てきます。
最初はルールが全く頭に入ってきませんでした。

4.覚えなきゃいけない最低限のルールは意外と少ない

点数計算などシステムが自動でやってくれるところが多々あります。
更にアシスト機能もあります(玉座の間ではないらしい)。

勝てるかどうかは別にして、最後まで楽しんで打ち続けるのに絶対覚えなきゃならないルールは結構少ないです。
ルールをあやふやに覚えていても、システムのアシストでとりあえず最後まで打ち続けられます。

雀魂で麻雀を始めるのに越えなきゃならないハードルは、私が思っていたより低かったです。

5.持ち時間が短い

雀魂の段位戦では1巡につき5秒、それを超えたら1局につき計20秒の持ち時間が与えられます。
私が思っていたより麻雀は考えたいことがたくさんあって、全然時間が足りません。
これは知識が蓄積されて慣れていけば解消されるでしょう。

6.運だけじゃない知的ゲーム

麻雀は運の要素が強いと言われますが、技術介入の余地が結構あると感じました。
完全に運ゲーだったらプロという職業は成立しないですしね。

7.初級者向けの本がある

麻雀は初級者向けの本がちゃんとあるのが嬉しいです。
人によっては当たり前と思うかもしれません。
しかし、マイナーな分野になると情報が一気に少なくなります。
ちゃんと情報があるというのはとても有難いことなのです。

私も一冊買いました。

教科書っぽい本は絶対に途中で挫折する自信がありました。
とにかく最後まで読み切れそうな本にしようと思って選びました。
Amazonなどで他の本も立ち読みしましたが、初心者の私には難しいものばかりでした。
理解できて最後まで読み切れそうと思った本が、これだけだったので買いました。

この本は問題演習を通じて攻めの基本的な知識が身に付くようになっています。
問題数もそれほど多くなく、解説が充実しているのが気に入りました。
専門用語がそこそこ出てくるのが初心者の私にとっては辛いのですが、ネットで調べながら読んでなんとかなっています。

8.とりあえずの目標

私の雀魂の段位は雀士のランク3です。
雀魂では

初心 → 雀士 → 雀傑 → 雀豪 → 雀聖 → 魂天

と6つの段位があります。
更に、雀聖以下の各段位では3段階のランクに細分化されます。
段位は6つですが、実質はもっと数が多いと言えます。

今は雀傑になるのが目標です。
初心のランク2で少し躓きましたが、そこから真面目にやるようになって、今は順調にポイントを稼いでいます。

詰将棋を作ったり他にもやりたいことはたくさんあるので、片手間になりますが、趣味の一つとしてマイペースにやっていきたいと思います。