めいのぼやき26　詰将棋解答選手権

バーチャル詰将棋作家の駒井めいです。
2021年4月10日に行われた第18回詰将棋解答選手権の初級戦・一般戦に出場しました。
どちらも全問正解を目標にしていて、達成できて安心しました。
初級戦に参加した方が比較的多かったので、初級戦の感想を軽く書きたいと思います。
※ 本記事はネタバレを含みます。未解答の方は注意してください。

詰将棋解答選手権

第3問　井上賢一作

第3問で間違えた方が多かったみたいですね。
初形から82の馬を退かして12龍とする手順はすぐに見えました。
初手の第一感は73角でした。
73角、同馬、12龍迄...と解答しようとして「ん？」と引っかかりました。
初形で玉方26歩と配置されている意味がよく分かっていなかったのです。
少し考えて「あー…73角は46歩合とされてダメなのか…」と気付きました。
いやー…危うく間違うところでした…。

第5問　杉田透作

個人的には第5問が一番好きです。
初手で攻方26飛の利きを角で遮って、それに対する応手が桂生ですからね。
気持ちの良い作品です。