妊娠・出産と就活について:つぶやきアーカイブ
<2018年11月のつぶやきをnoteに転載しました>
女性の学生さんから「若くして妊娠出産を希望する女性を、企業は採りたがらないですよね?採用コストを回収できないですもん。ベンチャーはまだしも大企業は…」という質問が。
私は2つ「それホンマかいな?」とお答えしました。それは、
1.産休だけかいな?
2.大企業だけかいな?
ということです。
1.採用コストの収支リスクがあるのは産休だけかいな?
産休が敬遠されると思う学生さんは、その理由を「採用したのに若くして戦線離脱されたら割に合わないから」と考えてます。
でもそれって、産休だけ?
数年で転職を考えている人も、
急に親類の介護が必要になる人も、
男女関係なくいるはず。
2.産休を嫌がるのは大企業だけかいな?
驚いたのは「大企業は産休を嫌がる印象。人の替えが効くから、戦力外通告を出されやすいのでは」という声。
むしろ人の多い組織だから、
仕組みを整えて離職を抑えるうまみが大きいし、
社内の組織図を把握してる人は復職しても即戦力になりやすいのでは。
今回の産休の議論でモヤッたのですが、ベンチャー全てに「自由で働きやすい」イメージを持つのはちょっと危険だと思います。
確かに働きやすさを推してるベンチャーは多いですが、それは良い人材を確保するためのキラーコンテンツだからです。レストランの看板メニューみたいなものだと思います。
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