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自粛期間で腰痛に

緊急事態宣言発令後、しばらく会っていない友人とLINEでやりとりしていた際、ぎっくり腰らしき痛みで動けないと話していました。

もともと彼はデスクワーク中心の仕事ですが、今回の新型コロナウイルス禍における外出自粛により、在宅時間が増え、座っているかゴロゴロしているかして過ごしていたそうです。

デスクワークで長時間座るなど同じ姿勢が続くと同じ筋肉への負担が続きます。 それに追い討ちをかけるように外出自粛により、適度な運動による姿勢の変化も減ってしまったこと、新型コロナウイルス関係でいろいろとストレスが蓄積したことが一因でしょう。ストレスは交感神経を刺激し、筋肉を緊張させます。

そこで、本日は鍼灸師として腰痛のお話を。

腰痛の主たる原因はおよそ以下のように言われています。

1.内蔵の病気2%

2.重い脊椎の病気1%

3.脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア10%

4.非特異的腰痛85%

5.その他2%

非特異的腰痛とは原因が特定しにくい腰痛のことですが、椎間関節(だるま落としみたいな背骨の関節)に原因があることがあるようです。

危険度の判断基準を次に記します。あくまで参考として示しますが、症状がひどい場合は、まず医療機関を受診して下さい。

1.じっとしていても痛む、 内蔵の病気、重い脊椎の病気の可能性あり

2.背中が曲がってきた 骨粗しょう症による背骨の圧迫骨折の可能性あり

3.お尻や脚が痛くてしびれる、それにより長く歩けない 腰部脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアの可能性あり

4.体を動かした時だけ腰が痛い 危険性は低いと考えられる

柔軟性の減少、使い過ぎなど、筋肉に起因する痛みの場合、鍼灸が効果を発揮します。

※この記事を書くにあてり、NHK「今日の健康(腰痛)」を参考にしました。

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