息子が野球を職業にするまでの話④

息子、野球を職業にして2年目を迎えます。
親にとっては、良くも悪くもまさかすぎる息子の人生。
いわゆる王道ではなく、注目されたこともない極々普通の道を歩んできた息子が野球を職業に選んだお話です。

続き

中学部活を選択した息子。グランド狭くて試合できない学校なのに50人以上いる野球部。
代替わりするまで息子の出番なし。
少年野球の同級生が少しずつ機会もらう中、息子は出番なく、練習試合のたびになぜ自分を使わないのかと泣いて帰ってきてました。

そしていよいよ最上級生になり、息子は5番ショートでデビュー。打撃はまずまず。守備普通。
なんとか地区大会を勝ち上がり市大会に出ましたが、チームは打てないわ守備穴だらけで早々に敗退。息子も打撃が下降線をたどり、監督からスタメンはもう無理と言われる始末。
ここで息子に火がつき、毎晩のトスバッティングをがっつりやり始めて、冬明けには打撃が見違えるほど長打連発。大会で優秀選手にも選ばれるようになりました。春には10m以上ある防球ネットを超えて校舎の窓ガラスを割るホームランを打つなどで4番に定着。冬眠明けの覚醒はすごかった。

夏の大会は地区大会で敗戦。選抜セレクションも落選で次の進路を探すことに。

先生に言われて古豪の某高校の練習見に行きましたか、ついていけるか微妙な感じ。まあ、きてくれと言われない限りは行ってもなあ…というのもあったのと、先輩達からの熱烈な勧誘で地元の公立に行くと決めた息子。お受験中も自主練だけは欠かさずやってました。

受験はクリアしましたが、野球がやりたくてたまらない息子は、推薦しか入れない練習を見に監督に無理やりお願いしました。

続く

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?