息子が野球を職業にするまでの話⑥

息子、野球を職業にして2年目を迎えます。
親にとっては、良くも悪くもまさかすぎる息子の人生。
いわゆる王道ではなく、注目されたこともない極々普通の道を歩んできた息子が野球を職業に選んだお話です。

さて、高校も代替わりで最上級生となり、迎えた練習試合。息子は4番。息子もやる気爆上げだったかな。

公式戦初戦は10-0の完勝。2回戦では息子にホームランが出て6-2、3回戦は強豪に初回4点先制されるもすぐに追いつく粘りを見せましたが6-10で敗北…

次の公式戦は上潮で迎えますが、よもやのコールド負け。練習試合ではコールド勝ちした相手でしたが、油断したかな。

地区大会は初戦を11-5で荒っぽく勝利。
3回戦で2-6で敗北。

練習試合では、結果はまずまず出しながらも、公式戦は3回戦止まりで、中々勝ち進めずに冬を迎えました。

長ーい冬練が終わり春。例年確変する息子でしたが、ホームランの魔物に取り憑かれ、大振と球選びが増えて三振が激増。大会前にBチームに落とされました。

それでも春大会初戦はスタメン。ですが三振。
途中交代…そして次の試合はスタメン落ち…。
いよいよやばい息子には積極的に打つことを言い続け、流石に目が覚めたか、次の試合で代打で起用され、早いカウントから打ってタイムリー。
これでホームランの魔物を振り解いた息子が覚醒。この後、夏大会までにホームランを6本、うち4本は4試合連続とバカ当たり。打率は4割越えに。魔物を退治して自分の打撃を取り返しました。

最後の練習試合で、その年に甲子園に行くチームと対戦。ガチメンバーでなんと下級生出すまでリードするという良い流れで夏を迎えましたが、息子達は初戦敗退。あと1本が遠かった。
息子はヒットを打って高校野球を終えました。

しかし、、、その後、野球したくてたまらない息子、強豪大学の練習会参加じゃ飽き足らず、社会人クラブチームの練習にまで参加…。まあ、野球熱は冷めぬまま大学が決まり、大学で野球するために1人暮らしすることに。

しかし、まさかの出来事が…続く

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