見出し画像

拝啓 早炊きコース様

 炊飯器の早炊きコースに頼り切って生きている。お米を炊くよりも、常備菜を作ったり、野菜を茹でる(蒸す)のにフル活用している。

 野菜をたくさん食べたいけれど、仕事や他の用事で調理に時間をかけられない。もっと丁寧に調理した方が、栄養価を高く残したまま、見た目も美しく、味もおいしくできるのだろうけれど、とにかくスピードだけ重視する。

①常備菜系
 切り干し大根、おからの煮物などを週末に大量に作っている。味付けは、cookpad掲載のuzu1118さんのかぼちゃの煮物のレシピを参考にしている。

 かぼちゃ以外の材料でも、食材400グラムに対して、しょうゆ・みりん各大2、酒・砂糖各大1と1/2、水50ccでOK。私は、糖質を控えるようになってからは、砂糖をラカントに変え、みりんを省いて少量だしパウダーを加えているが、それでも十分おいしい。

 昨日、キノコとこんにゃくの煮物を作った時の様子。湯気でのやけどに気をつけながら、沸騰中にも何度も蓋を開けてかき混ぜて、煮上がったら途中で止める。早炊きコースは、沸騰するまでの時間が短くて助かる。

画像1

②茹で(蒸し)野菜
 小松菜、ほうれん草、ブロッコリー。洗って一口大に切って、早炊きコーススイッチを押すだけ。時々開けて、茹で具合をチェックして、ちょうどよい時に止める。もやしを大量にいただいて、「傷む前に調理しないと!」と焦った時も、とりあえず炊飯器で茹でてカサを減らしておき、胡麻和えにしておいしく頂いた。

画像2

画像3

画像4

 なお、我が家の場合は、夫が味にうるさくない大雑把な人間なので、手抜きの炊飯器調理がやりやすい環境だ。茹で野菜は、軸の部分は固めで、柔らかい部分は茹ですぎの状態で仕上がるけれど、私も夫も全然気にしない。

 料理研究家の山本ゆりさんのブログに、炊飯器でチャーシューを作った後に炊くご飯には、軽くチャーシューの匂いがつくオモシロ話が出ている。匂い残りなどを気にする方の場合は、やはり鍋での調理が無難なのだろうと思う。

***

 この私の手抜き炊飯器調理の話を、料理上手な友達にしたら、「本当に、食べられればいいだけなんだね…」と驚きあきれていたので、このnoteを読んでくれたあなたも、驚いてくれるかもしれません。そんなわけで 「 #一駅ぶんのおどろき 」として投稿してみたいと思います。

 もっと丁寧に調理しないと、農家の方にも野菜にも大変失礼だなと常に思っております。でもこの手抜きスピード調理はやめられないので、全部おいしく完食することで、心からの感謝を込めたいと思っています。ビバ早炊きコース\(^_^)/