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コンサータについての個人的な何か

まずはじめに、
症状も効き具合も個人差が大きいです。私は専門家でも医療従事者でもありませんので、あくまで、1人のサンプルとしてこれを読んでいただきたく存じます。


どんな人間かというのはこちらを参考にしてください

現在、コンサータ(メチルフェニデート)は18mgを2錠。つまり36mg服用しています。

18mgでは食欲不振のみが現れ、効果を実感できませんでした。36mgでははっきりと効果を実感するようになりました。


コンサータを飲むことで起きた変化(※随時更新していきます)

シャキッとする

あら不思議、重たい瞼もぱっちりお目目に〜(大嘘)徹夜明けであれば尚更。昼眠くなることがなくなった。薬中みたいにハイになったりヒャッハーとはならない。脳内画質がHDになった感じ。

ミスが減る

写し間違えやお釣りのミスの確率が下がった。ミスをしそうなポイントが見える。(私はこれを勝手に「不注意の尻尾」と呼んでいる。尻尾が見えるようになって掴むことができる。たまに見失うけどな。)
※ミスが完全になくなるわけではない。頻度が減るだけである。どうか期待はしないでほしい。

衝動的に何かをすることが減った

しなくてはいけないことを疎かにして、思いつきで行動することが減った。順序立てて行うことができる。ごちゃごちゃしているトランプが番号順にサラッと並べられる感じ。
 1時間休憩の間に思いつきで美容院へ行くとか、課題があるのに急に動画を作り出すとか、相手の都合を考慮せずLINEで長文を送りつけるとか、大学から帰るときに必要ないものを買おうとするとか、そんな経験をしなくなったのだ。

食欲麻痺

これに関しては伝えるのが難しい。お腹は空く。食べなきゃお腹がなる。食事が不味くなるわけでもなく味もする。じゃあどうなるのかというと、「食べたい」という意欲が無くなるのだ。
 朝に飲むと昼はほとんど食べられない。何が食べたいのか分からなくなる。ちなみに朝と夜は普通に食べることができる。安心してくれ。私はこれに加えてストレスで食欲が死んだので、去年より10kg体重が落ちた。やったね☆

字を綺麗に書ける

普段ミミズのような文字を書くが、コンサータを飲むと筆圧が濃くなる。走り書きが減る。飲まずに途中まで書いて、翌日飲んでから続きを書いたレポートは字が違いすぎて笑った。

冷静

条件は色々あるがパニックになることがよくある。飲んでいてもパニックにはなるのだが、その後落ち着いて対処ができる。または立ち直るスピードが普段より早い。稀に調子が良いときはパニックになるのを防ぐことができる。しかし、まだ数回しかないので結構レアなパターンである。わーってなることが少ないので衝動性にも有効。

疲れる

家に着くとバタンキュー。充電0。脳みそ働きませーん。連続で飲み続けた後に休薬日を設けると10時間以上余裕で寝る。目覚めると夕方なんぞザラにある。酷い時は頭痛によく似た感じの脳疲労を感じる。脳以外は疲れてないのにフラッフラする。体に相当な負荷がかかっているんだろうなってことを痛感させられる。そもそも自分は疲労感覚がバグっていて、どのくらい疲れているのかわからないから余計にタチが悪い。気がついたらエネルギー切れとかはよくある話。

動悸・手の震え

これに関してはストレスもあるかもしれない。水を飲むと少し軽減されている気がする。

眠れない

いつもは6〜7時の間に飲んでいるが、その時間を過ぎたら飲むな。いいな?眠れなくなるのは遅く飲んだ場合だけ。朝10時ぐらいに飲むと寝れなくなる。昼は寝れなくなるのが怖くて飲んだことがない。私の経験上、8〜11時に飲むとロクなことがない。効果は出るものの、疲れが残りやすい。

大人になった

先に言っておく。成人済みです。じゃあどういうことかというと、創造・想像力が落ちる。話聞いているときによく空想の世界へ飛んでいくが、それがなくなって集中できるようになった。でも、結構夢見がちな自分はアイデンティティを失った。

長所が打ち消された

私の長所の多くが打ち消された。ぴえん。まぁ、何かを得るには代償が必要なので仕方ないっちゃ仕方ないけどね〜!!
・勇気がある、チャレンジャー→衝動性抑えられた
・変わった視点で物事を捉える→冷静
・アイデアマン→空想力の欠如
・人見知りしない→衝動性抑えられた
・時間がある限り話し続けることができる→冷静

ざっとこんな感じだろうか。少しでも伝わっていただけたなら嬉しい。
ここからは私なりの思いを書いていく。

 コンサータによって得られるものは確かにある。しかし、あくまで「補助輪」であって特性そのものはなくならない。特性への対応は検討していく必要がある。
 また、服用すると代償として身体に負荷がかかる。そのため、毎日飲むのは良くないのかもしれない。しかしながら、生活環境によっては毎日飲まないとままならないこともあると思う。その場合は休薬日を定期的に設け、オンとオフの切り替えができるようにする。自分が思っているよりも疲労が蓄積していることが多いので、積極的に休憩を取り入れる。休むことを意識する。
 毎日飲まなくても支障があまりない場合は、以下のようなことの前に飲むとうまく効果を発揮できると思われる。いざというときのお守りのような使い方をするといいのではないだろうか。
・集中力が必要とされる場面
・討論の場
・作業が大量にある日

 これは余談だが、そもそも、コンサータを飲まないと生活がままならないとか、環境に適応できない世界って異常ではないだろうか?確かに私は脳に欠陥がある。しかし、生まれる世界線が違えばこんな異常者扱いはされなかったのではないだろうか?脳内お花畑で空想癖がある私の考えすぎか?
 最近、薬を飲んでまで生きたいか甚だ疑問に思うようになった。今、必死になって学んでいることは代償を背負ってまでやりたいことなのか?でも、飲まないと凹が埋まらない。できないことにより弊害が多すぎる。そうなると身体はボロボロになって…
どんどんわからなくなっていく。やっぱり誕生日に死ぬべきだったのだろうか。


何が言いたいのかわからなくなったので今日はここまで。(先週からの体調不良、まだ回復しきれてないんだな。テスト・課題はどうなることやら。)

服用する際の参考になれば幸いです。
読んでいただきありがとうございました。
また次回以降の記事で会おうな。じゃあな〜。


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