5. 靴下3枚重ねの季節

どうも、江原茗一です。

靴下3枚重ねの季節がきました。寒いです。MacBookもキンキンすぎる。もう感じている方もいらっしゃるでしょうが、毎回あまりよく考えもせずにブログの記事タイトルをつけています。すみません。

さて、まずはお知らせをしたいと思います。昨年リリースされたHalfbyさんのアルバム『Loco』でHalfbyさんと共作の『Fushigi』という曲を発表したのですが、そちらが7インチシングルカットされます。わーい。
この『Fushigi』という曲は、Halfbyさん作のトラックに私の方でメロディーと歌詞を乗っけさせていただき、そんでもって歌った曲なのですが、正直コロナ禍で参ってしまってなかなか音楽に気持ちが乗らなかった時期に誘っていただいたので、気持ちを繋ぎ止める点でも、普段やらないムードで勉強になったという点でもとても有り難く思う思い入れのある曲になりましたので、シングルカットされるのは大変に嬉しいです。
しかも、B面はURBAN VOLCANO SOUNDSさんのリミックスバージョンです。先日音源を送っていただいたのですが、とても気に入っています。かなり良い意味で笑ってしまいました。後々確認したら全然違ったし失礼かもわからないのですが、「ブラビの『スタミナ』みたいじゃん!」と思いました。本当に良いので早く聴いて欲しいです。
詳細はまだ未定ですが、一般発売は来年だそうです。また時期がわかればこちでもお知らせいたします。ただ、今月12月10日に吉祥寺スターパインズでURBAN VOLCANO SOUNDSさんのレコ発パーティーがあり、そちらで先行販売されるそうです。レコ発パーティーも何やら凄く楽しそうなメンツでした。深夜帯ですが、ぜひ。(詳細はこちら

こちらが『Fushigi』7インチジャケット

そしてもう一点。現時点で明日のお話なので遅すぎるかもしれませんが、12月2日渋谷PARCO9階のDommune、10階のComMunEにてカクバリズム20周年スーパーアフターパーティーが開催されます。内容は主にトークとDJとライブみたいです。私はバンドセットでライブ出演します。
そちらが今年最後のライブになると思われます。正直苦手ですが(映像に映りたくない)、トークもライブも無料配信があります。(詳細はこちら
角張さんも言っていましたが、立川の周年が終わっても休まず動き続けているカクバリズム忙しすぎる。さすがです。

先日カクバリズム事務所へ行った際、新入社員の萩原さんが可愛い顔して「ブログ楽しみにしてます」と言ってくれたので「おおよ、頑張って書いてやろうじゃん!」と俄然やる気を出しちゃったのですが、言うて話題が無い。何か告知させていただく場合には、それだけではつまらないと思い身の回りの直近エピソードなど一緒に書いているのですが、自分の文章スタイルも無ければ、特にこだわりもないので「うーむ……」となっております。
そう思って、今春頃お誘いいただいて執筆したPOPEYEwebの企画TOWN TALKで、「自分は一体どんなこと書いたっけな」と連載記事を読み返してみたところ、最終回で「大」の話をしていてとても情けなくなりました。
とは言え、私にだってさすがに書けないことも恥もあるのだ!アルバム制作に向けついに本気を出し始めたので、外に出る機会も減るし、あるとすれば思い出野郎あたりのメンツとやる飲み会くらいだし。と言う具合なので、もし何か書いて欲しい題材があればDMか何かでリクエストしていただけると幸いです。弱。

冒頭に戻るが、寒い。私は数年前から「マグロ漁船の靴下」なるものにハマっている。誰に教えてもらったのか忘れてしまったけれど、本当に暖かいので祖父母にもプレゼントしたくらい。毎年冬になると普通の靴下の上にそいつを履き、さらにその上にイラン民芸の手編みソックス(とは言え、密着力はないのでクリスマス飾りソックスのような袋っぽいもの)を履き、仕上げにスリッパを履く。我が家は「もはや外より寒くない?」という程に寒いのだ。就寝時も乾燥が嫌なので暖房器具を使わず寝ており、「マグロ漁船の靴下」を履いたまま眠ることが多いのだけれど、歯触りが良いのかムカつくのかなんなのか、なぜかうちの猫が噛んで脱がせて持っていこうとする。そうなると足の指まで持ってかれそうで怖くて仕方がない。負傷するか一か八か状態で毎年眠っている。
そんな冬がやってきた。私はそんなに甘いもの好きではないのだが、私の人生ベスト菓子TOP3で不動の一位に君臨している銀座たちばなのかりんとう(私はさえだという細いやつ派)を、あちあちの緑茶と一緒に味わいながらキンッキンの作業部屋で震えながら仕事をしている時「冬だな」としみじみ感じます。
夏場はかりんとうのコーディングが熱でドロドロになるし、皿に出しておくと湿気りやすいし、暑くて銀座まで買いに行く気力も起きないので、この季節が最適なのだ。個人的には冬の風物詩的な存在である。
そんな感じで、今日も今日とて茶でも啜りながら頑張ろうか〜。

江原


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