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「スポーツの持つ力」4年 杉浦文哉

「スポーツの持つ力」

政治経済学部政治学科 4年 杉浦文哉
(名古屋グランパスU-18)


こんにちは。

今回、部員ブログを担当させて頂く、政治経済学部政治学科4年杉浦文哉です。

このコロナ禍の中、日頃から明治大学体育会サッカー部へご声援、ご支援を下さり本当にありがとうございます。



とうとう部員ブログを担当する事も最後となり、卒業、そして次のステージへ進む時が刻一刻と迫っています。

自分の22年間を振り返って見るとサッカー抜きでは語れない人生を歩んできたなと思います。



サッカーを通して様々な事を学び、多くの喜怒哀楽を経験し、たくさんの仲間たちと出会いました。


サッカーだけではなくスポーツの持つ力を、このコロナ禍での生活になり、より考えるようになりました。

今まで当たり前のように練習や練習試合をして、公式戦という真剣勝負の場で戦っていたものが、できなくなる。

そんな日常を強いられて改めて自分達がスポーツをする意味や意義を考える機会が多くなりました。

自分がサッカーをしてきたのはなぜなのか。多くの仲間が高校でサッカーを離れる中、大学というカテゴリーまで続けているのはなぜなのか。

その理由は小さい頃からサッカーが大好きで、もっと上を目指したい、世界で戦いたいという気持ちはもちろんあります。

しかし、大学に入り、活動の主体を学生が担い、サッカーだけでなくチーム運営、寮生活などを行う中で自分の中の価値観は大きく変わりました。


ピッチに立って戦っているのは11人だけではなく、サブ、メンバーに入れずサポートしてくれる人、補助学、運営をする人、それぞれがそれぞれの立場で共に戦っています。

今まで周りの人に感謝の気持ちを持ってプレーをしなさい、と耳にタコができるほど言われてきました。

しかし、それを本当の意味で理解して、それを体現できてはいなかったんだとこの4年間で気付かされました。

明治に入り経験した事が自分の価値観を変え、サッカーをする本当の意味を教えてくれました。


自分がサッカーをしているのは自分の為だけではない。携わっているあらゆる人の為にプレーをするんだと気付かされました。

ありきたりな事ですが、これを自然体でできるような人間は大事な時に人に信頼され、力を発揮できると自分は感じます。

そして、その姿に人々は心を動かされ、勇気や活力を得る。それこそがスポーツの持つ力なのだと思います。



今、日本では東京オリンピックが開催されようとしています。コロナウイルスの感染状況の悪化によって、無観客での開催を余儀なくされ、開催すら疑問視する声も上がっています。

しかし、この情勢の中だからこそスポーツによって生み出される価値があると私は思います。


今度はこのスポーツの持つ力を私が発信できるよう残りの学生生活を頑張っていきたいと思います。


次の4年の部員ブログを担当するのは主務を務める内田将太です。ピッチ内外でチームの為に汗を流し存在感を見せている明治に欠かせない存在です。そんな彼の部員ブログに期待してください!



拙い文章でしたが、最後までお読み頂きありがとうございました

杉浦文哉(4年=名古屋グランパスU-18)
政治経済学部政治学科。MF。

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