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「明治の四年生(象徴)として」4年 韮澤廉

「明治の四年生(象徴)として」
商学部商学科 4年 韮澤廉(青森山田高校)

こんばんは。

今回の部員ブログを担当します。

商学部商学科 明治大学体育会サッカー部四年の韮澤廉です。

四年間のラストシーズンが始まり、気が付けばもう三ヶ月を過ぎてしまいました。明治大学体育会サッカー部に入部し、「本当の意味で」成長させていただいた。と、日々感じています。
そんな中で最後の部員ブログ。何を書こうか迷い、書いては消しての繰り返しでした。それは自分に嘘をついているのではないか、本当は何を感じて、この四年目に懸けているのか、自問自答を繰り返していたのだと思います。なので、最後にふさわしいかは分かりませんが、素直な今の気持ちを書きたいと思います。

「明治大学体育会サッカー部」という組織、環境は本当に偉大だということを今の下級生は気づけている選手はいるのだろうかと日々感じています。どんなことがあっても選手のことを大事に想い、良い方向に導いてくださる栗田監督が、本気で伝えたいことを下級生は腹に落とせているのか、そして表現しようとしているのか、このブログを見たのであれば胸に手を当てて自分に問いただして欲しいです。
自分もまだまだ足りないことだらけなのは感じています。でも、表現しようとしている選手と、全くしようとしてない選手の差が大きすぎるなと感じます。
そこで、どうすれば良いか分からなかったら上級生の背中を見て欲しいです。試合に出れない中でも自分自身ともがき続けている選手がいます。そして聞いて欲しいです。
今年のテーマでもある「関わり合い」を積極的にコミュニケーションを取りましょう。明治が良くなるためなら、上級生は向き合います。そして先輩方が残してくださったこの素晴らしい組織を継承し、明治の新たな時代を築きあげていきます。

三年間を振り返ると、様々な感情が浮かびます。
感謝してもしきれない栗田監督をはじめとするスタッフの方々への感謝、どんな時でも愛のあるご指導をしてくださった先輩方、四年になるにつれて徐々に仲良くなった横の関係に一番厳しい同期、見えないところで動いてくださっているMSMの方々やマネージャーの方々、多大なるサポートをしてくださっているスポンサーの方々、日頃から応援してくださっているOBの方々、そして明治に携わるすべての方々、学生の自分たちがどれだけのサポートをしていただいて、大好きなサッカーができているのか、その感謝の気持を常に持ち続けていれば、自然と行動や言動、顔つき、立ち振舞いなどはもっと変わっていたなと感じています。
自分たち上級生はこれを下級生に伝えていかなければならないです。幸いにもそのような時間は残されています。 
そして明治が明治であり続けられるように、象徴(四年生)として与えられた限りある時間で継承します。最後、引退をし解散式や四年生を送る会で皆さんの前に立ったときに、堂々とした姿を見せられるように残された日々の生活を、責任と覚悟を持ち過ごしていきます。

そして、自分自身明治に来て四年間の中でまだ一度も公式戦というものに出場したことがありません。昔から親には好きなことをやれ、ただ絶対に結果を出せ。と言われてきたし、それしか言われてこなかったです。
去年、あと少しで届きそうだったリーグ戦スタメンのチャンスも取りこぼしました。自分の甘さというものが生み出したものです。それから一年が経ちました。先日、栗田監督が「過去は変えれない、未来しか変えれないんだよ」とおっしゃていて、自分の中で何か過去のチャンスを取り損ねた邪念のようなものが一気に無くなり、そこから責任や覚悟がさらに増したと感じています。現在は、またサブに名を連ねさせてもらってはいますが、この立ち位置、現状に全く満足はしていないですし、自分が試合に出てチームを勝たせるという野心を持ち続けています。
選手、スタッフ、マネージャー、OBの方々、明治に携わるすべての方々から韮澤ならゴールを任せれるという責任感のあるプレー、取り組みをやり続けます。

いよいよ今週から天皇杯が始まります。自分たちは何も成し遂げてなく、去年の先輩が残してくれた大会である。責任と自覚を持って、明治らしく、学生らしく精一杯闘います。まずは目の前の初戦、全員で必ず勝ちます。そして町田ゼルビアに勝ち、明治の歴史に記録を残し記憶にも残します。

まとまりのない文章でしたが、最後までご拝読いただきありがとうございました。今の自分の気持ちはブログに綴れたので、後は行動言動、結果で明治が明治であり続けられるように、自分が先頭に立ってこれからも精進してまいります。

次回のブログは橋村直人です。
普段は影の存在として部を支えてくれています。普段自分たちが見えていないところも見えている彼のブログにご期待下さい!

韮澤廉(4年=青森山田高校)
商学部商学科。GK。

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